【のこぎり】『光川大造作』精密目立両刃鋸150mm細工目播州三木が誇る最上の切れ味

【のこぎり】『光川大造作』精密目立両刃鋸150mm細工目播州三木が誇る最上の切れ味 替刃式では味わえない軽く快適な引き切りバランス金具で手元が重たくなる替刃式に比べ、大変軽く引き切りバランスが良いので、切り疲れせず気持ちよく切れます。強さと粘りのある、高炭素刃物鋼を使用し永年の経験を生かした熱処理とスキ加工、精密目立てを施し、墨つけどうりに真っ直ぐに切れる鋸です。再目立て出来ます。 (伝統工芸士光川大造が伝統的技術を現在に生かして製作した鋸ですが、経済大臣指定の伝統工芸品ではありません。)「良い仕事は良い道具から」 播州三木打刃物はプロが選ぶ究極の大工道具です。 高度成長期から現在に至るまで、木造建築の現場では電動化が進み手道具が影をひそめてきました。 大手住宅メーカーの工場で大型機械にて部材を切り刻み、現場で図面通りに釘と金具で組み立てる製品化された家が主流になりました。しかし大消費の時代は終わりエコ・リサイクルの観点から100年以上住め地震にも大変強い、木組みの純日本建築の家が見直されています。日本の伝統的建築工法を継承し、施主さんのためにも自らが納得ゆくすばらしい仕事をしたいと願う若き大工さんたちが全国にはまだまだ多数いるはずです。その人たちが日本古来から受け継がれてきた緻密な木組み伝統工法を、そして細部に繊細な加工を施す造作の高い技術を、極めるためには木材が正確に切れる・削れるための高水準の手道具が必要なのです。手造りの大工道具は電動化が進み需要が少なくなりましたが、兵庫県三木市には江戸時代からの伝統技術を引継ぎ「良い物を作りたい」との熱い思いを持った打ち刃物職人達がいます。 百年三代の伝統 一枚一枚に精魂込めた本焼本造りの鋸 光川順太郎 鋸鍛冶工房  三代目 光川大造 大正時代に祖父の初代順太郎さんから始まり、 父の二代忠雄さんと、約80年の歴史を受け継ぐ三代目。順太郎さんは山林用、忠雄さんは大工用を中心に造ったが、光川さんは本職の大工用から趣味用まで幅広い。「本当に良い物を、いろいろな人に」と、プロアマの境なく、手作りの切れ味を提供している。 鋸鍛冶になって二十四年。高校卒業後、修行のために市内の別の鋸鍛冶に二年間弟子入りした。その間、給料なし。しかし、炭の割り方から歪みの直し方、目立てなど、全工程を身につける。理論や方法よりも体で覚え、二十歳までに鋸製造の技は「体に染み付いた」ほどになった。その後、家業の工場で腕を振るうことに。その時には製造工程の一部が機械化されていたが、多くが伝統的な手作業によるもの。手作業による品質への確信と、伝統の技への誇りが、製品一つひとつへの自信となった。 2000年3月、三十八歳で市内最年少の伝統工芸士の認定を受けた。皇太子様が全国育樹祭でお手入れに使う枝切り用鋸の製作に携わり、今年11月の全国伝統工芸士会作品展で「三代光川大造作細工鋸五本組」が入賞するなど、腕は広く認められるところに。 「手作業を覚えたから、今がある」と、自らの手でつかんだ技術と自信から出た言葉に、力がこもっていた。 (2003年12月10日日本刃物工具新聞より)

販売店:刃物・道具の専門店 ほんまもん

¥4,200 送料別
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