エクストラバージン・オリーブオイル・イブロン・500ml・コスタンツ【2sp_120810_green】 

エクストラバージン・オリーブオイル・イブロン・500ml・コスタンツ【2sp_120810_green】  無農薬・無化学肥料で栽培されたオリーブから。 ナント、この『イブロン』を作るのはミケーレ・コスタンツォ氏という、現役の歯医者さんで、たった一人で精製までを手掛けています。 オリーブオイル生産者の多くは、自家フラントイオ(搾油所)を持っていません。村に数軒しかないフラントイオに収穫したオリーブを持ち込み、そこで搾油してもらう生産者がほとんどだそうです。 コスタンツォ氏は、 「この土地のオリーブは最高に質がいいんだ。どこよりも南で、標高600〜700メートルの高さがあるから病害虫がつきにくく、農薬を撒く必要もない自然農法だ。ヨーロッパで最も高い地で栽培されるオリーブだろうね。実際、ポリフェノールの量も多いんだ。ただ、これまで、この素晴らしい素材を生かす発想がなかったんだな」 とコメントしています。 無農薬、無化学肥料で栽培されたオリーブからつくられる『イブロン』の年間生産量はやっと500mlで4000本。 まさに幻のオリーブオイルです。 『イブロン』はグルメ雑誌"ガンベロロッソ"の品評会で、選りすぐりのオリーブオイル60種で見事2位に選出、大物評論家のルイージ・ヴェロネッリが『私のマイ・ブーム』と絶賛したほどです。 私も、このイブロンは大好きで、トマトや温野菜など、野菜にかけても野菜の甘みを引き立ててくれますし、軽く温めたバゲットとの相性もバツグンです。 フレッシュな、青臭さのあるトマトのような、辛味を感じさせる香りと、複雑で濃厚な味わいを存分に楽しめるオリーヴオイルです。 text by Tomoko Nemoto ■HYBLON MONOCULTIVAR/イブロン単一品種 2001年、ミケーレ・コスタンツォは自宅を改造し、100%オリーブ果実のみを搾る、まさにイブロン専用のミニ・フラントイオを作りました。 そして、二人の友人、ルイジ・ヴェロネッリとスローフード協会のオリーブオイル博士、ナンニ・リッチの助言もあり、イブロンのもととなっている品種、トンダ・イブレア、マルムリーニャの単一品種100%ボトルという新しい試みをスタートさせました。 ■青いトマトの香り、"トンダ・イブレア" イブロンが作られるモンティ・イブレイ(イブレイ丘陵)は、カターニャ、シラク-ザ、ラグーザにまたがるEU認定のオリーブオイル保護指定原産地(DOP)として知られています。 モンティ・イブレイを形成するまで白い岩山のような花崗岩、500〜700メートルのオリーブ害虫を寄せ付けぬ標高、太陽光に恵まれた南向き急斜面、谷を渡る新鮮な大気。モンティ・イブレイはまさにオリーブ栽培に理想的な条件全てを満たしています。 そして、このDOPモンティ・イブレイを象徴すると言われるオリーブ品種がトンダ・イブレアです。イブロンの独特の深いグリーン色や、若草や青いトマトといったフレッシュな香りはこのトンダ・イブレアがもたらしています。また、ポリフェノールなど抗酸化物質が極めて豊富なトンダ・イブレアは地のオリーブ品種から搾ったオリーブオイルに較べて酸化速度が遅く、オリーブオイル本来の色、香り、風味を長く保つことに繋がっています。 ■古代ギリシャから、イタリア最古のオリーブ品種"マルムリーニャ" 古代ギリシャ人は小アジア原産のオリーブをオリーブオイルという姿に変えて、地中海世界全域に伝えました。イタリアへはイオニア海経由でシチリア島シラクザーナへ導入されたのが最古とされています。現在、シラクーザ及びDOPモンティ・イブレイで見られる土着品種は、トンダ・イブレア、モレスカ、シラクザーナ、ベルデーゼなど多数ありますが、その中でも最古の品種と言われているのがマルムリーニャです。 ポロンの息子、オリーブの木の"接ぎ木"の技術をシチリアに持ち込んだとされる半神アリステオによって持ち込まれた品種がこのマルムリーニャだといわれています。イタリア最古の品種といっても過言ではありません。 マルムリーニャが現存している地域は、モンティ・イブレイの中でも、唯一、ミケーレ・コスタンツォの住むカッサロ村周辺のみとなっています。樹齢の高い木が多く、大きく、とても生命力が強く、オリーブ果実も多く、また非常に固い、まるで大理石のような果実を実らせます。アーティーチョークのような香りと、独特の苦味を持つマルムリーニャはイブロンにオリーブオイルのボディ、バランスを与えています。 ■ミケーレ・コスタンツォのオリーブ畑は、いずれの品種も無農薬・無化学肥料で栽培の伝統的な農法で栽培されています。10月下旬から2週間ほどの、まだ青々しい未熟な状態で完全手摘みされたのち、選別され、専用の自家ミニ・フラントイオ(搾油所)で搾油(通常12時間以内に)されます。 搾油後、2か月ほどの静置をへて上澄みオイルだけがイブロンとなります。 理想的な環境と香り高い貴重な地品種、そして生産者ミケーレ・コスタンツォのこだわり、3つのエッセンスが凝縮されたオリーブオイルです。 モンティ・イブレイ、トンダ・イブレア、イブロンの名は、すべて古代ギリシャ人によって植民都市化され歴史から消えたシラクーザ土着の山の民の最期の王の名、イブロンからとられたものです。 エクストラバージン・オリーブオイル・イヴロン 500ml コスタンツ イタリア/シチリア・オリーブオイル  生産者:ミケーレ・コスタンツォ 輸入元:小川正見 無農薬、無化学肥料で栽培されたオリーブからつくられる『イブロン』の年間生産量はやっと500mlで4000本。 まさに幻のオリーブオイルです。 トマトや温野菜など、野菜にかけても野菜の甘みを引き立ててくれますし、軽く温めたバゲットとの相性もバツグンです。フレッシュな、青臭さのあるトマトのような、辛味を感じさせる香りと、複雑で濃厚な味わいを存分に楽しめるオリーヴオイルです。 産地 シチリア州シラクーザ、カッサロ 品種 トンダ・イブレア種:80%、マルムリーニャ種:20% 収穫 11月初旬の2週間・完全手摘み 搾油 遠心分離法(収穫後12時間以内) ・ノンフィルター 酸度 0.29% 受賞歴 SOL/VINI ITALY 1998 1999 2000 2003 (FRUTTATO MEDIO)入賞 GAMBERO ROSSO1996.9 UMAOオリーブオイル・テイスティング第2位 賞味期限:2013年12月11日

販売店:ワイン通販『ワイナリー和泉屋』

¥3,990 送料別
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