仙台箪笥(仙台民芸箪笥) 中開箪笥 KB-32D 木地呂漆塗り 【がんばろう!宮城】【東北復興_宮城県】【2sp_120307_b】【送料無料】和家具・和風民芸家具・タンス・たんす

仙台箪笥(仙台民芸箪笥) 中開箪笥 KB-32D 木地呂漆塗り 【がんばろう!宮城】【東北復興_宮城県】【2sp_120307_b】【送料無料】和家具・和風民芸家具・タンス・たんす ■寸法: 巾75×奥45×高90cm(扉内下段桐小抽2杯)■中開箪笥とはどんな箪笥?元来、箪笥は舟での貿易の際、貿易品を収めて守るための運搬用の箱型収納として広がり、その保存性が認知され、一般でも蔵などに置く収納として扱われるようになりました。仙台箪笥はそこから一歩脱却し、”蔵の奥の収納”としてだけではなく、主座敷の押入れに仕込み埋め込みの形で置くなどして積極的に生活空間に置くことで部屋の飾りの一部として利用するなど、インテリアとしての一面にも着目して造られてきました。仙台箪笥が「装飾」で有名であったり、「豪華さ」が特徴として挙げられる要因のひとつがそこにあります。押入れに埋め込むことを基本に考えられた仙台箪笥は、その多くが【横長】、あるいは高さがありながらも横幅も充分に採ったものが多くなっています。横長の箪笥は座敷の部屋での生活にとっては大変都合が良かったのでしょうし、元々士(さむらい)箪笥として発祥した仙台箪笥には【太刀】を収める横長のスペースが必要不可欠だったからです。やがて時代が移ろい、箪笥が一部の人々のものから多くの一般の人々のものへと広がりをみせると、当然ながら様々な場所、用途、機会に利用されるようになりました。仙台箪笥は、頑なに「形」を守り昔ながらの造りの箪笥を製作する一方、その製法作業や造りの伝統技術を現代の状況やお客様お一人お一人のニーズと融合させることで、古き良き伝統の担い手であると同時に、これから新しい伝統を創って行く試みも行ってきました。【中開箪笥】は中央の観音開きの扉がとても目を引く箪笥です。外観では抽斗は上段と下段に一段ずつあるだけですが、扉の中にも二つ用意されています。中央のスペースは大きな皿や盆も収納できる巾700×奥420×高290ミリの広いスペースが広がります。「嫁入り道具」を大切に考えている地方では、【中開箪笥】は【昇箪笥】とあわせて「夫婦箪笥」とも呼ばれ、嫁入り道具の必需品とされていたそうです。抽斗の数がとても多くシンプルな構成の【昇箪笥】と、観音開きの扉とその中のスペースがとても印象的な【中開箪笥】は、互いに足りないところを補いあうことであらゆる収納に対応します。箪笥を守る漆は【木地呂塗り】。仙台箪笥の伝統的塗り方です。下塗りを7-8回、錆研ぎを2回行った後、生漆をヘラにて直接木地に染み込ませます。乾燥後研出した上に木地呂漆を4-5回塗り、研出し磨いて仕上げます。塗りたては仙台箪笥の基本色【葡萄酒色】に原液の琥珀色が重なり黒味がかった風合いです。これが時間が経つと漆自体の透明化作用が進み、赤みが増して杢目が浮び上がってきます。木地呂漆塗りは、経年と共に豊に表情を変えてくれます。仙台箪笥の伝統的塗り方である木地呂塗りはお部屋にいつも新しい風を運んでくれるはずです。【中開箪笥】は、例えばいまある箪笥に収納をプラスしたい時や、大きな器などの収納場所に困っている方にもお薦めの箪笥です。

販売店:仙台箪笥の工芸家具 欅(けやき)

¥533,000 送料込
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