仙台箪笥(仙台民芸箪笥) 三・五尺兼用箪笥 KB-35D 木地呂漆塗り 【がんばろう!宮城】【東北復興_宮城県】【2sp_120307_b】【送料無料】和家具・和風民芸家具・タンス・たんす

仙台箪笥(仙台民芸箪笥) 三・五尺兼用箪笥 KB-35D 木地呂漆塗り 【がんばろう!宮城】【東北復興_宮城県】【2sp_120307_b】【送料無料】和家具・和風民芸家具・タンス・たんす ■寸法: 巾105×奥45×高175cm(扉内桐盆6杯、下段桐小盆2杯)■三・五尺兼用箪笥とはどんな箪笥?元来、箪笥は舟での貿易の際、貿易品を収めて守るための運搬用の箱型収納として広がり、その保存性が認知され、一般でも蔵などに置く収納として扱われるようになりました。仙台箪笥はそこから一歩脱却し、”蔵の奥の収納”としてだけではなく、主座敷の押入れに仕込み埋め込みの形で置くなどして積極的に生活空間に置くことで部屋の飾りの一部として利用するなど、インテリアとしての一面にも着目して造られてきました。仙台箪笥が「装飾」で有名であったり、「豪華さ」が特徴として挙げられる要因のひとつがそこにあります。そしてそれと同時期に、もう一方で「衣類を収める箪笥」衣裳箪笥も産声をあげました。以前は衣装収納用具としては、葛籠(つづら)行李(こうり)、長持(ながもち)等があり、茶びつ等も収納用具として広く使用されていました。 収納力の有る箪笥が考案製作されたのは、各種の飾り金具を用いた船箪笥からヒントを得た指物師が衣装箪笥を作り初めたのがきっかけのようです。箪笥が一般にも大きな拡がりを見せ始めたのは明治・大正以降といわれています。衣類自体の品質が良くなり保存性が増したことや、社会の変革によって、ひとりひとりが数多く衣類を持てるようになると、それにあわせて箪笥も爆発的に拡がりをみせました。そして、箪笥は衣類を収納するための家具としても多くの支持を集め現在に至っています。衣類などを収納する箪笥、特に大型のものはやはり奥の部屋に置きがちなものですが、【三・五尺兼用箪笥】は、主座敷で使われていた仙台箪笥の伝統の通りとても装飾的な造りになっていますので、置き場所を選びません。観音開きの扉にも仙台箪笥伝統の丸い装飾金具が施され、インテリアにも独特のアクセントを加えてくれます。扉の中には着物等を収納する際に使われる衣裳盆が六杯。浅めの盆を六杯と多めにすることで、桐の防虫効果も収納したすべての衣類にまんべんなく行き届きます。また、扉内にも抽斗を用意することで、収納した衣類とセットで使いたいアクセサリーなどを同じ扉内に収納しておきたい時などに便利に働いてくれます。【三・五尺兼用箪笥】の「兼用」とは、一番には洋服・和服両方に対応できます、という意味になります。上段には和服に向いた収納、下段には洋装から器まで、様々な収納に適したたっぷりとした抽斗。抽斗の数も五つと充分に用意されています。最近意外と見つけにくくなった和装用の収納と、普段着慣れている洋装を出し入れするのにも便利な抽斗の収納。両方の収納に対応できるのがこの箪笥の強みです。箪笥を守る漆は【木地呂塗り】。仙台箪笥の伝統的塗り方です。下塗りを7-8回、錆研ぎを2回行った後、生漆をヘラにて直接木地に染み込ませます。乾燥後研出した上に木地呂漆を4-5回塗り、研出し磨いて仕上げます。塗りたては仙台箪笥の基本色【葡萄酒色】に原液の琥珀色が重なり黒味がかった風合いです。これが時間が経つと漆自体の透明化作用が進み、赤みが増して杢目が浮び上がってきます。木地呂漆塗りは、経年と共に豊に表情を変えてくれます。仙台箪笥の伝統的塗り方である木地呂塗りはお部屋にいつも新しい風を運んでくれるはずです。

販売店:仙台箪笥の工芸家具 欅(けやき)

¥1,218,000 送料込
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