後藤純男 『塔映三部作  セット』

後藤純男 『塔映三部作  セット』 ■お届けに約1ヶ月半を要します。■送料は1点につき別途1575円をお申し受けます。■「花」「月」「雪」それぞれ1作品をご希望の方は下記よりよりお進みください。後藤純男 『塔映三部作  花』後藤純男 『塔映三部作  月』後藤純男 『塔映三部作  雪』#container{width:747px;font-size:14px;color:#000;line-height:21px;text-align:left;margin:0 0 0 12px;}#container p{margin:0 0 15px 0;}#container p.imgText{font-size:12px;line-height:18px;}#container img{border:none;}#container .clear{clear:both;}#container .floatLeft{float:left;display:inline;}#container .floatRight{float:right;display:inline;}#container .imgMarg{margin-right:5px;}#container .note{padding-left:12px;text-indent:-12px;}#container .box{width:747px;border:1px solid #999999;background:#ececec;padding:0;margin:10px 0; }#container rt{font-weight:normal;font-size:9px;line-height:10px;}#container rp{font-weight:normal;font-size:9px;}#container strong{color:#ab0000;font-weight:bold;}.alignCenter{text-align:center;}■荘厳(そうごん)にして神秘的なまでの心象風景、作者の息遣いや温もりを直に伝える色彩の妙——。近年、ますます世界的な注目を浴びる巨匠・後藤純男(ごとうすみお)画伯。60年を超える創作活動は、いま、崇高なまでの領域に達し、一作毎に、讃嘆と感動の声が高まっています。■2006年の春、旭日小綬章(きょくじつ)を受章した後藤画伯は、岡倉天心(おかくらてんしん)、横山大観(よこやまたいかん)以来、日本の美術を創出してきた《日本美術院》の流れを継承し、日本画壇の頂点に立つ重鎮です。千葉県の真言宗無量寿院という仏門に生まれた後藤画伯は、1952年の日本美術院展初入選をはじめ、院展連続入選、日本美術院賞、大観賞、内閣総理大臣賞など、多くの栄誉に浴しています。その後藤画伯は、54歳の夏、大病を患った末、一命をとりとめるという人生の転機を迎えました。それ以降に展開された絵画世界は、まさに日本美術史上の金字塔ともいうべき、独特の気品にあふれた世界を確立しています。その神秘的なまでに奥行ある芸術世界は、鑑賞者の《魂》に強く訴えかけ、芸術の都パリにおける個展で記録的な入場者を数えるなど、世界的にも注目されています。本作品『塔映』三部作は、大病後、後藤画伯の独自の画境が最高度に高まった1987年の制作。後藤芸術を凝縮する、現代美術史上屈指の傑作です。■本作品『塔映(とうえい)—雪・月・花—』三部作は、日本人の心の故郷である「大和斑鳩(やまといかるが)」の風景に託して、雪月花の情趣を、詩情あふれる筆致で丹念に描き上げています。『塔映(とうえい)』の「塔」とは、青春時代の後藤画伯にとって思い出深い奈良の斑鳩・法起寺(ほっきじ)の三重塔のこと。法起寺は、聖徳太子(しょうとくたいし)創建七ヶ寺のひとつであり、世界遺産登録の名刹です。若き日の後藤画伯は、この斑鳩(いかるが)の里や法起寺周辺を、幾たびもスケッチ旅行したといいます。■後藤画伯の代表作『塔映』三部作は、そのあまりにも精妙な色彩表現、馨(かぐわ)しいまでの気品から、これまでリトグラフによる再現は、不可能とされてきました。しかし本作品は、27〜40に及ぶ版と刷りにより、原作の岩絵具の色彩、滲み、ぼかしにいたるまで忠実に再現しています。■後藤画伯自身の正式許可・監修のもと、細部の色彩や筆致に至るまで、精緻に制作された『塔映』三部作。後藤画伯ご自身が、一点ごとに確認した上で、自筆署名、エディションナンバー、落款が入る完全限定版の最高級リトグラフ作品。金泥仕上げの特製額縁に納めてお届けします。塔映『花』40版40刷り青紫の空には雲が浮かび、陽の光がしたたる中、満開の枝垂桜が麗(うら)らかに咲いています。万葉の時代の風情を残す大和斑鳩(やまといかるが)。花霞(はなかすみ)の向こう、寂(さ)びた緑青色の三重塔は、春一色の里を温かく見守ります。陽だまりに包まれたような深い安らぎの世界を描き上げ、深く静かな感動に誘う代表作。塔映『月』39版39刷り秋の宵、薄墨(うすずみ)色に沈んだ夜空に姿を現すまばゆいほどの満月。その煌(こうこう)々とした月明かりに彩られ、いぶし銀のような輝きを帯びる凛(りん)とした三重塔の姿。あたかも能舞台を思わせるかのような、夢幻的な光景。『塔映 月』は、秋の夜の美しい風情に、いにしえの斑鳩(いかるが)への画伯の並々ならぬ想いが込められた傑作。塔映『雪』27版27刷り雪が静かに降り積む古刹(こさつ)の夜。ほのかな雪明かりが、周囲の畦道(あぜみち)や凍てついた枝々を、まるで白金のように照らしています。空の蒼は深く澄みわたり、薄闇に浮かぶ三重塔は、深い静寂の中で神々(こうごう)しいまでの輝きを放ちます。1930年 真言宗無量寺院住職の次男として千葉県に生まれる。1952年、院展初入選。この頃より、関西四国の寺院を取材旅行。院展に連続入選。1965年、日本美術院賞、大観賞受賞。1969年「淙想」が日本美術院賞、大観賞受賞。1974年 日本美術院同人。「仲秋」が文部大臣賞受賞。1980年、日本美術院評議員。1984年 大病で一命を取りとめ、以降、画風の変化をもたらす。1986年「江南水路の朝」内閣総理大臣賞受賞。1987年、「塔映 花・月・雪」三部作制作。1988年、東京藝術大学教授就任。1997年「後藤純男常設展示館」開館。2000年、日本美術院理事。2006年、旭日小綬章を受章。

販売店:東京書芸館

¥1,575,000 送料別
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