グリーティング2009干支文字「丑」10種シート

グリーティング2009干支文字「丑」10種シート 来年の干支である「丑」の書を基としたデザインのほか、印刷の段階で強く圧力をかける技法で、文字の一つ一つが点字のように盛り上がっている「エンボス加工」と細かな文字「微細文字」の特殊印刷が施されています。 【背景「農夫図屏風(部分)」(渡辺始興 画)について】 渡辺始興(わたなべしこう、1683-1755)は、江戸時代中期の画家で狩野派・大和絵を学ぶとともに写生にも力を入れ、様々な画風を巧みにこなしました。「農夫図屏風」は牛を連れて家路につく若い農夫が描かれており、淡く彩られた秋草の咲く野辺を牛がゆったりと歩んでいます。(東京国立博物館所蔵)発行日:2008.11.21. 図案: (1)金文の牛(象形文字(しょうけいもじ)・・・牛の頭部を前面から描いた形で、大きな角を強調して雄々しく堂々たる存在感ある牛を表現しようと試みた。 (2)金文の丑(金文)・・・周(しゅう)代の古璽(こじ)に雑形璽(ざっけいじ)と称する変形の璽(じ)(戦国時代以前の印)があり、この形に倣って金文体を入れた。  (3)金文による牛(篆書)・・・西周(せいしゅう)時代の金文(青銅器にみられる文字)をもとにして、悠揚と堂々と前進する牛を思い浮かべて表現。  (4)隷書をもとにした己丑(隷書)・・・毛筆書きにする為に現代感覚で表現。  (5)ひらがなのうし(かな)・・・変形仮名を使わず平易な二字の組み合わせに意を用い、かな本来のもつ優美で雅な雰囲気の表現を試みた。 (6)牛の頭部を前面から描いた形(甲骨文)・・・三千年前に使われた直線的で切れ味の鋭い甲骨文を、古代色豊かに現代に蘇生させるべく試みた。 (7)隷意を基に牛(楷書(かいしょ))・・・豊潤で線に生命力があり呼吸のながい表現になればと思いつつ書いた。 (8)丑(楷書)・・・骨組みがたくましく力強い牛にしたいと思い、龍門造像記(りゅうもんぞうぞうき)に書かれている筆法を参考にして表現。 (9)篆書(てんしょ)をもとにした己丑・・・篆書体の書線に細い太い変化をつけ、行意を入れて造形に動きを加え現代的な情感を盛り込んで表現。  (10)甲骨文字(こうこつもじ)−古くから十二支の丑に当てられてきた・・・手指を立てて強く物を執る形に象った象形文字。簡素な線の組合せだが存分に字義を表現し得て妙。 画像をクリックすると、拡大してご覧になれます。◆楷書:点画を正確に書き、現在、最も標準的な書体。◆隷書:漢代に最も盛行されていた書体。直線的。◆行書:楷書をやや崩した書体。◆草書:行書をさらに崩して点画を略し、曲線を多くしたもの。◆篆書:殷から秦にかけて使われた、均整のとれた荘重美麗な書体。◆金文:殷・周の時代の青銅器時代に器や金属に刻まれた文字。◆甲骨文:占いのためにカメの甲羅や動物の骨に刻まれた中国最古の文字。

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