飛鳥の「古墳壁画」を描く切手2点5種セット

飛鳥の「古墳壁画」を描く切手2点5種セット 高松塚古墳は、奈良県高市郡明日香村にある二段式の円墳です。1972年に発掘調査がはじまり、石室には極彩色の壁画がたいへん良い状態で残っており、日本の考古学上の大発見になりました。石室の壁には「男子群像」「婦人群像」と並び、四神のうち「青龍(せいりゅう)」(東壁)、「白虎(びゃっこ)」(西壁)、「玄武(げんぶ)」(北壁)の3種類が描かれていることが確認されました。中でも西壁に描かれた「婦人群像」は、「飛鳥美人」とも呼ばれ評判となりました。発見後36年経った2007年初夏に初めて一般公開され、話題となりましたが、2008年、2009年にも再公開されるました。キトラ古墳は、高松塚古墳から約1キロ南にある小型円墳です。1983年から調査がはじまり、高松塚古墳と同様に「青龍」、「白虎」、「玄武」が描かれていましたが、こちらは残る「朱雀」も含め四神全ての壁画を確認することができました。石室内の保存状態が悪化したため、2004年8月から壁画の剥ぎ取り作業が開始されましたが、2004〜2007年にかけて、東西南北の四神全てを取り外す事に成功しました。取り外された壁画は、2006年に「白虎」が、2007年には「玄武」が、奈良文化財研究所飛鳥資料館でそれぞれ一般公開されました。今年の2008年5月には壁画の十二支のうち「子・丑・寅」が特別公開され、2009年5月には「白虎」の再公開に合わせ「青龍」が初公開されるなど今後も一般公開が予定されています。 発行日 切手名称 図案 1973.3.26 高松塚古墳保存基金 3種 青竜 東壁男子群像 西壁婦人群像 2003.10.15 特別史跡キトラ古墳 寄付金付2種連刷 墳石室内西面壁画「白虎」 墳石室内南面壁画「朱雀」 (いずれも部分) 画像をクリックすると、拡大してご覧になれます。*「高松塚古墳壁画」は20世紀デザイン切手でも図案化されています。

販売店:世界の切手 TIMBRE(たんぶる)

¥650 送料別
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