葛飾北斎『常州牛堀』木版画

葛飾北斎『常州牛堀』木版画 商品の詳細 作品名常州牛堀作家名葛飾北斎技法 木版画額寸44×37cm絵寸29×19cm 新品 額付 用紙:越前生漉奉書・手摺り 復刻版【作品解説】39・常州牛堀(View from Ushibori in Hitachi Province) 水郷潮来に近い。その牛堀に苫っている荷船を実に細密に描いている。そして船頭の生活の描写もまた如実である。釜から米のとぎ水を流している1人の船頭が、この静かに苫っている、また静かな水郷の朝の動きである。またその水音と白鷺の羽音がただ2つの音である。それほど静かさが感じられる霞ケ浦の水郷の景観である。藍絵の効果が満点である。46枚中で佳作に属している。【作者略歴】葛飾北斎(かつしか・ほくさい)1760(宝暦10年) 蔦飾北斎生る。1778(安永7年) 19歳、勝川春章に師事、春朗と号す。黄表紙のさし絵や役者絵をかく。1780-1800(天明・寛政のころ) 歌川豊春、司馬江漢の影響をうけて、洋風技法を学び、遠近法、陰影法の研究を続ける。1801(享和1年) 洋風技法による『くだんうしがふち』『たかはしのふじ』などの「ひらがながき」の洋風版画をかいた。横文字でかいたようにみえるサインがある。1814(文化11年) 『北斎漫画」をだしはじめる。嘉永2年(1849)まで続き、13編で一応完結。1823(文政6年) 『富嶽三十六景』をかきはじめる。1834(天保5年) 『富嶽百景』をかきはじめる。1849(嘉永2年) 北斎没、享年90歳、作品は3万枚をこえ、『富嶽百景』は完結せず。※「富嶽三十六景」四十六枚は、古来日本人のすべてに愛され親しまれてきた富士山を中心に、自然界の風景を幾何学的要素に還元して見る手法を縦横に駆使し、清新な色調で組絵の面白さを求めた傑作で、北斎五十年間の画業は、まさに此処に凝縮されていたといえよう。他の◆葛飾北斎◆作品を検索富嶽三十六景 風景画 富士山 船 浮世絵 かつしかほくさい

販売店:アート静美洞

¥8,400 送料別
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