グリーディ:ピアノ作品集

グリーディ:ピアノ作品集 バスク風で素朴な曲から超絶技巧曲までバスクの地方色豊かな作品を生み出し続けたグリーディ、ピアノ曲の分野でも実によい仕事ぶりです。当盤の内容も、素朴系からヴィルトゥオーゾ系まで、大変に多彩なものとなっています。前者の例としては、「バスク民謡」や「8つのスケッチ」の前半分あたりで、加工度の少ない訥々とした響きが魅力的です。一方、官能的な和音打撃の連続で(一瞬メシアン風?)、見事なクライマックスで築き上げる「ハガルの嘆きと呪い」や、華麗な技巧で、陽気な酔っ払いのドンチキ騒ぎを描写する「チャコリを飲んで」などは、演奏者の技量を十二分に発揮できる、第一級のコンサート・ピースとなっています。 曲目:古い舞曲/バスク民謡/バスコニア/ピアノのための8つのスケッチ/ハガルの嘆きと呪い/「ミレンチュ」よりワルツ/夜明け(3つの小品 (1910)より)/ノスタルジア(3つの小品 (1910)より) 演奏:ビクトリア・アハ(p)録音:2001年7月 スペイン、アナクルーシ・オーディトリウム・スタジオ

販売店:ナクソス ミュージックストア

¥1,250 送料別
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