ラウデ〜ハワード・ハンソン作品集 Laude

ラウデ〜ハワード・ハンソン作品集 Laude  昔はコンクールでもよく演奏されてた(?)ハンソンの名曲「ディエス・ナタリス」を含む作品集。40代以上の吹奏楽ファンにとっては、涙チョチョ切れのアイテムだと思いますが、最近、吹奏楽を始めたばっかの人たちには、イマイチぴんとこないかもしれないので、軽く紹介しておくと、作曲者のハンソンさんっていうのは、アメリカを代表する偉大な作曲家であり、なんといっても、あのイーストマン音楽学校の校長を40年近くも務めて、“吹奏楽の父と言われるフレデリック・フェネル”の活動をバックアップした、いわば吹奏楽普及のためにめちゃくちゃ貢献した人物なんですね。そう、吹奏楽をやってる人にとっては、絶対に足を向けて寝てはいけない人なんです。  そんな人なので、6つの交響曲をはじめ、歌劇や協奏曲などと共に、いくつもの吹奏楽曲も書いてて、その中の代表的な作品を集めたのが、このアルバムってわけです(「メリーマウント」は別だけど)。そして、とりわけ有名なのが上にも書いた「ディエス・ナタリス」で、この曲の持つ“大いなる神の愛”みたいな神々しくもやさしく、しかもドラマチックなサウンドが受けて、コンクールや演奏会で取り入上げるバンドが続出したんだよね。今回、久しぶりに全曲通して聴きましたが、やっぱ、すばらしい作品だよね。心が洗われるというか、明日への活力がみなぎってくるっていうか、まだ、聴いたことがない人は、絶対に聴くべきだよね。コラールといえば、ヴァンデルローストの「カンタベリー・コラール」と決めていたオイラですが、今回ばかりは、ハンソンの「ディエス・ナタリス」に1票って感じでしょうか。  その他、名曲「ラウデ」(東京佼成WOも同タイトルをメインにしたCDを作っていたよね)もいい演奏だし、「コラールとアレルヤ」も泣ける演奏。ラストに収録されてるハンソン唯一のオペラ、「メリー・マウント」もいい曲で、めっちゃ楽しかったね。特に「チルドレンズ・ダンス」は超お気に入り。ぜひ聴いてみて。 ・演奏団体:(Philharmonia a Vent Wind Orchestra)・指揮者:ジョン・ボイド(John Boyd)・発売元:Klavier   作曲:ハワード・ハンソン(Howard Hanson)【全曲】 1. ラウデ 【14:54】  LaudeI)Chorale 【2:03】II)Variations 1-3 【4:10】III)Variations 4-5 【2:25】IV)Variation 6 【2:10】V)Variation 7 【4:03】2. コラールとアレルヤ 【5:42】  Chorale and Alleluia3. ディエス・ナタリス 【13:55】  Dies Natalis4. センテニアル・マーチ 【5:05】  Centennial March5. オペラ「メリーマウント」組曲/(trans.ジョン・ボイド) 【17:02】  Suite from the Opera "Merry Mount"/Haward Hanson(trans.John Boyd)I)序曲/Overture 【2:44】II)チルドレンズ・ダンス/Children's Dance 【1:53】III)愛のデュエット/Love uet 【4:34】IV) 第2幕への前奏曲とメイポールダンス/Prelude to ActII and Maypole Dances 【7:51】★ハンソンの名曲「ディエス・ナタリス」がとにかく最高!この曲、コンクールや演奏会で、昔のようにじゃんじゃん演奏してくれないかしら!吹奏楽をやってたら、買って手元に置いておかないと、マジ、まずいでしょう。

販売店:吹奏楽専門ショップ〜Band Power〜

¥2,200 送料別
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