クライ・オブ・ザ・ファルコン オランダ王国ファンファーレ・バンド「ケンペンブルイ」Cry of the Falcon 【ファンファーレ・オルケスト】

クライ・オブ・ザ・ファルコン オランダ王国ファンファーレ・バンド「ケンペンブルイ」Cry of the Falcon 【ファンファーレ・オルケスト】 ■その他「ファンファーレ・オルケスト」CDはこちら!   その編成から生まれる独特の柔らかいサウンドに隠れファンが急増中!?の、「ファンファーレ・オルケスト」編成のCD。 今回のCDは、往年の名作からピッチピチの新作まで、これでもかというくらい、かっこいいオリジナル曲の嵐になってます。  なんといっても注目はケヴィン・ホーベンの新作「クライ・オブ・ザ・ファルコン」、そしてトム・デハースの新作「スウォード・オブ・オーナー」、ヴァンデルローストの準新作「ドムス」、この3つでしょう。 ホーベンとデハースはヴァンデルローストの弟子で、この師弟の新作および準新作が一同に会するというのも、ヴァンデルロースト一門のファンとしては狂喜乱舞な展開です。 この中で先陣を切るのはデハースの「スウォード・オブ・オーナー 」。先に出た吹奏楽版では、「ちょっとラ○ュタだな・・・」ってのが気になりましたが・・・一体、何が起きてるのこのバージョン!!!ハンパじゃないくらい、カッコよすぎだろう、君ィ!!! 演奏のせいなのか、はたまた編成のせいなのか、良く分からないんですが、これはファンファーレ・オルケスト版、大正解じゃあないでしょうか。血圧上がりました。危ない危ない・・・。 次は師匠ヴァンデルローストの「ドムス」。「ニュー・ウィンド・レパートリー2007」に吹奏楽版が収録されてたので聴いた方も多いかと思いますが、涙を誘うような静かな部分もあればヴァンデルローストっぽい舞曲チックな部分もあり、かなりオイシイ1曲。 ヴァンデルローストと言えば、このCDには他にも「ザ・スワン・オン・ザ・ヒル(丘の上の白鳥)」、「ストーンヘンジ」といった、すでに別形態で発表されている人気の曲も生まれ変わったサウンドで収録されてます。特に「ザ・スワン・オン・ザ・ヒル」はメロディーの暖かさが倍増されたサウンドで堪能できるので、この曲のファンの人は聴いてみて。得した気分になるかもしれません。 そしてホーベンの「クライ・オブ・ザ・ファルコン」。古代ゲルマン人の間で正義の象徴とされた北欧神話の女神「フレイア」を題材にした曲なんですが、これがまたもう、カッコイイのなんのってアナタ!! 11分ちょいの間で繰り広げられるめくるめく叙事詩的な展開、そしてその中で何度か劇的に場面が変わっていくんですが、その場面転換時の見事なグラデーション感覚。聴き始めたらあっと言う間の11分で、しかも何度も聴き返したくなる・・・早く、吹奏楽版が聴きてえ〜!! 同時発売でブラスバンド版の音源も出ていますが(演奏はソリ・ブラス)、この盤では作曲者自身の指揮ということで、吹奏楽版でもなんでも、演奏するなら一度は聴いておきたい音源です。この編成だと、激しい場面と静かな場面のコントラストがさらに際立ちますね。 ワイルミュスの「夕べの祈り」は、ケンペンブルイのために書かれたファンファーレ・バンド用の曲で、イギリスの教会で夕刻のミサで歌われる賛美歌にインスピレーションを得て作曲されたそうですが、厳粛かつ柔らかな広がりを感じさせてくれる見事な音楽で、かなり心が洗われます。 その他、デ・ハスケ社の人気シリーズ「フェスティヴァル・シリーズ」などに吹奏楽版が収録されていた名曲が、装いも新たにファンファーレ・オルケスト版で収録されています。 まず、心に染みる優しいメロディーの作品を多く世に出しているアンドレ・ウィニアンによるマーチ「ユーロ・セレブレーション」は、名盤「ポンテ・ロマーノ」に吹奏楽版が収録されてましたが、ビックリするくらいヴァンデルローストの「アルセナール」ですんで興味があれば一聴を。 ヤン・ハデルマンの「メロディー・イン・ファイブ」は「クレデンティウム」に収録。上へ上へと上り詰めていくようなコラール的なメロディーがグッと来ますよね。 ヨハン・ネイスの「セレブレーション・ファンタジー」は「スラヴィア」に収録。2楽章インテルメッツォの、冒頭の美しいコードと甘美なソロは必聴です。 スウェルツの「センテニアル」は、作品集CD「ウイングス」に収録。オーソドックスながら、聴いているうちに希望が沸いてくるような、かなりイケてる祝典行進曲。 そんなわけである意味、ちょっとした「フェスティヴァル・シリーズ」のベスト盤的な一枚になっているって感じですね。今まで「どうせカタログ盤だろ?」なんてあのシリーズを避けていた人たちは、編成こそ違いますが、どんな感じの曲が入ってるのかサクッと知るにはいい機会かもしれませんよ。 ちなみに演奏しているオランダ王国ファンファーレ・バンド「ケンペンブルイ」は、1862年から続く名門ファンファーレ・バンドで、最近では2001年には世界音楽コンクールのファンファーレ部門で優勝するなど、いくつもの功績を挙げていて、世界的にも有名なファンファーレ・バンドだそうです。平均年齢が約30歳ということで、その若さにも注目ですね。 編成はファンファーレ・オルケストだとはいえ、捨て曲一切ナシの、特選ブラボー盤!!コーヒーでも飲みながら吹奏楽盤の演奏と聴き比べるのも、オツな楽しみ方ですよね。 ・演奏団体:オランダ王国ファンファーレ・バンド「ケンペンブルイ」(Koninklijke Fanfare Kempenbloei)・指揮者:イヴァン・メイルマンズ(Ivan Meylemans)       ケヴィン・ホーベン(Kevin Houben)1、9・発売元:デ・ハスケ(de Haske) 1. ユーロ・セレブレーション/アンドレ・ウィニアン 【4:45】  Euro Celebration:Sine Labore Nihil/Andre Waignein 2. メロディー・イン・ファイブ/ヤン・ハデルマン 【3:20】  Melody in Five/Jan Hadermann3. セレブレーション・ファンタジー/ヨハン・ネイス 【6:19】  Celebration Fantasy/Johan NijsI) Opening 【1:39】II) Intermezzo 【3:13】III) March 【1:27】4. スウォード・オブ・オーナー (名誉の剣)/トム・デハース 【8:57】  Sword of Honour/Tom De Haes楽譜セット購入⇒(吹奏楽)5. 夕べの祈り/バルト・ワイルミュス 【4:54】  Evensong/Bart Wuilmus6. ザ・スワン・オン・ザ・ヒル(丘の上の白鳥)/ヤン・ヴァンデルロースト 【4:20】  The Swan on the Hill/Jan Van der Roost楽譜セット購入⇒(吹奏楽)7. センテニアル/ピート・スウェルツ 【6:30】  Centennial/Piet Swerts8. ドムス/ヤン・ヴァンデルロースト 【9:12】  Domus/Jan Van der Roost9. クライ・オブ・ザ・ファルコン/ケヴィン・ホーベン 【11:26】  Cry of the Falcon/Kevin Houben   Conducted by Kevin Houben 10. ストーンヘンジ/ヤン・ヴァンデルロースト(trans.Tom D'Joos) 【15:33】  Stonehenge/Jan Van der Roost(trans. Tom D'Joos)≪2007年09月新入荷≫★編成はファンファーレ・オルケストだとはいえ、捨て曲一切ナシの、特選ブラボー盤!!往年の名作からピチピチの新作まで、生まれ変わった至高のサウンドを堪能すべし!!

販売店:吹奏楽専門ショップ〜Band Power〜

¥1,980 送料別
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