中村健吾(Jazz) / Roots 【CD】

中村健吾(Jazz) / Roots 【CD】 商品の詳細ジャンルジャズフォーマットCDレーベル55 Records発売日2005年02月23日商品番号FNCJ-5505発売国日本組み枚数1関連キーワード ナカムラケンゴ ルーツ 4562179330051 出荷目安の詳細はこちらHMV レビューニューヨークで活動する多くの日本人ジャズメンの特徴は、端正な演奏とジャズに対する真摯な姿勢だろう。ジャズにとって異国だった日本が戦後60年目を迎える時期になって、ミュージシャンサイドのジャズへのアレルギーはすでに消滅。ニューヨークやヨーロッパをまたにかけて活動するミュージシャンも多い。そうした21世紀のジャズ状況の中、中村健吾もNYに在住し、多くのマンハッタンやブルックリンのミュージシャンたちとのコラボレイションを続けてきた。 参加ミュージシャンに目をやると中村がどういった「位置」にいるかが浮き上がってくる。注目のアーロン・パークス(p)が参加、さらに一時期「Atlantic」から素晴らしい作品を発表し、サイラス・チェスナットと共に黒人ジャズの伝統を継承するプレイヤーとして注目を浴びたウエス・アンダーソン(as)がフロントに位置する実力者クインテットだ。また、トランペットのマーカス・プリタップはかつてブルーノートから作品を発表し、メインストリームのトランペッターとして活躍、現在はドレッド系のヘアーが表しているように最新作『New Boogaloo』を発表している。この作品には本作に参加しているアーロン・パークスと共に注目のピアニスト、Eric Lewisが参加している。このことをとっても中村のクインテットが弾けたミュージシャンたちによって構成されていることが分かる。演奏はまさに日本人の特異性である端正な構築美とでもいえる世界を持っている。3曲に参加している小曽根真はいまや海外での日本人ミュージシャンの筆頭となった優れた人材だが、ここでも透明感溢れるピアノで中村のベースの魅力をを引き出している。?での二人の対話のような世界は、ある意味で日本人二人だから成り立った世界なのかもしれない。一方でミンガス作の?ではニューヨークで長く活動する中村らしい深い音色を発揮、ジャズの歴史の中で特殊な位置を占める「思想家ミンガス」のコンセプトを感じさせる、この名曲をコンテンポラリ−なジャズに昇華させている。Kengo Namamura(b) Wess Anderson(as) Marcus Printup(tp) Rodney Green(ds) Aaron Parks(p);Special Guest:Makoto Ozone(p=5,6,9);Rec.2004-6-23,24,at Avator Studios,NY.曲目リストディスク11.ルーツ/2.Dhスウィング/3.フィフティ・ファイヴ/4.シスター・セイディ/5.ワンゴ・タンゴ/6.ノスタルジア/7.ザ・バロン/8.ブギー・ストップ・シャッフル/9.オール・ウェル・ウィズ・ユー/10.ブルース・フォー・ウェス

販売店:HMV ローソンホットステーション R

¥2,250 送料別
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