カリアー(1959-):ピアノ作品集

カリアー(1959-):ピアノ作品集 現代の名演奏家たちが絶大なる信頼を寄せる作曲家。この1枚で彼の創作の原点がわかるかも 作曲家セバスチャン・カリアーと言えば、アンネ・ゾフィー・ムターが彼のヴァイオリン協奏曲を世界初演したことで、その名を知っている人も多いことでしょう。権威あるグロマイヤー賞を2007年に受賞した彼の作品はワシントン・ポスト誌でも「抒情的であり、伝統に根ざしているが、全く新しいものにも根ざしている」と絶賛され、多くの愛好家たちの心を捉えています。多彩な曲を書くことでも知られ、このアルバムにも新古典派を思わせる機能的な曲から、極めて抒情的な曲など、どれもこれもが面白い作品ばかりが収録されています。5つの楽章からなる「ピアノ・ソナタ」は彼の学生時代の作品で、大胆、挑戦的でありながら繊細な側面も持ち合わせています。ベートーヴェンやヒンデミットの影響も垣間見えますが、充分に個性的な1曲です。「出発と到着」は、カリアー自身の言葉によると、彼が音楽を作る時に感じる特定の感覚を音にしているのだそうです。6つの部分は全て同じ材料からなり、違った道を通って到達した世界なのだとか。作品ができあがるプロセスが理解できるかもしれません。 曲目:1-5.ピアノ・ソナタ(1988)/6-11.出発と到着(2007)/12.スカルラッティのカデンツ(1996)/13.ひらめき(1994)録音:2009年11月17日…12.13/2009年11月19日…1-5/2010年1月14日…6-11演奏:ローラ・メルトン(ピアノ)

販売店:ナクソス ミュージックストア

¥1,250 送料別
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