最新版 現代短歌朗読集成(CD+本)

最新版 現代短歌朗読集成(CD+本) 1977年に大修館書店より刊行され、大きな反響を呼んだ「現代歌人朗読集成」は、与謝野晶子や斎藤茂吉をはじめ、明治から昭和にかけて活躍した歌人33人が自作を朗読している貴重な肉声を収録し、“朗読の代表作”としてゆるぎない評価を受けてきました。活字でしか触れることのなかった短歌を詠んでいる作者の声は意外性に富み、まるで歌に魂を宿すかのように鋭く、時には物憂い声で、高低や緩急をつけながら聴く者に迫ってくるようです。 短歌愛好家の間で長らくその復刊が渇望されてきましたが、このたび旧版で収録されていた歌人はもとより、俵万智、穂村弘といった現代を代表する歌人20人の自作朗読を追加収録し、監修者による新たな解説を付し、「現代短歌朗読集成」として刊行いたしました。この機会に明治から今日まで、およそ100年にわたる文学史に刻まれた輝かしい偉業を、高品質な音源で味わってみてはいかがでしょうか。 【商品内容】CD4枚+歌集1冊 【収録内容】 1.明治から今日までの短歌文学100年史を通鑑できる自作朗読の集大成2.歴史的巨匠から現代歌人まで52人の歌人を収録。日本人の魂の核心に迫る3.現在では入手できない幻の音源を、声質・韻律ともにクリアな音で再現4.歌人、短歌愛好家、国語学を研究する方々をはじめ、文学にたずさわる方々に必備の歴史的資料5.監修委員5名による日本語の根源に肉薄する諸解説付き●収録例与謝野 晶子(1878〜1942)昨日より波浮(はぶ)の港にとゞまればならひ吹けども鶯ぞ啼く笑みながら欺くやうにくづれ行く女の花の夏のひなげし斎藤 茂吉(1882〜1953)ゆふされば大根の葉に降る時雨いたく寂しく降りにけるかも朝あけて船より鳴れる太笛(ふとぶえ)のこだまはながし竝(なら)みよろふ山寺山 修司(1935〜1983)新しき仏壇買ひに行きしまま行方不明のおとうとと鳥売りにゆく柱時計がふいに鳴る横抱きにして枯野ゆくとき俵 万智(1962〜)思いきり愛されたくて駆けてゆく六月サンダルあじさいの花空の青海のあおさのその間(あわい)サーフボードの君を見つめる 穂村 弘(1962〜)このシャツを着ているときはなぜだろういつでも向かい風の気がする明け方に雪そっくりな虫が降り誰にも区別がつかないのです 【出演者】太田水穂/尾上柴舟/鹿児島寿蔵/春日井 建/北原白秋/木俣 修/葛原妙子/窪田空穂/窪田章一郎五島美代子/近藤芳美/斎藤 史/斎藤茂吉/佐佐木信綱/釈 迢空/高安国世/田谷 鋭/塚本邦雄/坪野哲久寺山修司/土岐善麿/前 登志夫/前川佐美雄/前田夕暮/宮 柊二/武川忠一/山中智恵子/与謝野晶子【備考】発売日: 発売元: 株式会社同朋舎メディアプラン販売元: 株式会社同朋舎メディアプラン

販売店:マイハート

¥7,560 送料込
???
このジャンルのトップへ戻る