ミュージック・フォー・ユーフォニアム・クワイア ユーフォニアムズ・アンリミテッド Music for Euphonium Choir | |
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■その他「ブライアン・ボーマン」演奏CDはこちら! テネシー工科大学の教授を務めるウィンストン・モリス率いる、新しい「ユーフォニアム・クワイア」プロジェクト、「ユーフォニアムズ・アンリミテッド」のデビュー盤。 アメリカ各地の大学の音楽教授やフリー奏者などからなる10人のメンバーに加え、ゲスト・ソリストとしてブライアン・ボーマン、アダム・フライ、ユッカ・ミュリュスという名手を招いて録音された、バリバリに気合の入ったアルバムになってます。 収録曲は、あたま2曲を除いて全てがこのプロジェクトのために書かれた、またはリアレンジされたものになってて、曲調も打ち込みを利用した「ユーファンク」のようなポップなものから「9.11.」に捧げられたシリアスな「イン・メモリアム」までホントに幅広い内容で、新レパートリーの開拓という意味でも非常に濃い内容になってます。 とにかく聴いて驚きっぱなしなのが、ユーフォニアムだけのクワイアでこんなに豊かな音世界が作れるのか!というところ。いやホント、ハンパじゃないっすよこの刺激的なサウンドは。まさにアメリカって感じです。 さてまず最初のクライマックスはやっぱこれでしょう、1曲目から「おおお、なんスカあんた達は!!」と驚嘆してるところに突然打ち込まれる4曲目、ナレーション付きの「モーゼル・カメオ」!正直ナレーション付きって今まで良い思いをしたことがないんですが(感動したのはデメイ:指輪物語のナレーション付きぐらい)、この曲はかなり燃えます!!親しみやすいメロディ、クセになるリズム・・・ユーフォだけでやってるってことを途中で忘れてしまうくらいの、完成度の高さ!!これは聴かなきゃダメっすよ。 次はブライアン・ボーマンを迎えての2曲目「イン・ザ・カテドラル」。これも、美しく厳かで力強い曲展開と音色にため息の連続!!神社や寺院に訪れたときの、あのスピリチュアルな感じが全編に漂っておりますよ。 この「イン・ザ・カテドラル」以降、特に曲のクオリティが高くなるのが不思議であり楽しいところ。ドラマティックさ満開で、途中でさりげなくコーラスまで入っちゃったりしちゃう「バイ・ザ・ウォーター・オブ・バビロン」も、アダム・フライをフィーチャーした「イン・メモリアム」も、ジム・セルフの「ユーフォニアムズ・アンリミテッド」も、全てが「なにこれ、カッコイイ〜!!」って感じなんですが、なんといっても最後を飾る「ユーファンク」!!これがマジでヤバイ!!妙にチープなリズムの打ち込みをバックにした曲なんですが、これがタイトル通りの超・ファンク・チューン!!やっぱこういうのってアメリカ人ならでは?って感じのノリの良い曲に仕上がってて、初めてコレ聴いて踊らずにいられる人なんていないんじゃない!?まさに痛快の傑作。(バックの打ち込みの音がもうちょい大きかったらベストなんですが・・・) 全体を通して、飽きることなく普通のポップスなどと同じように生活BGMとしても聴けちゃうアルバムって感じですね。ユーフォ吹きはモチロン即GETですが、ユーフォ吹きだけに聴かせるのは勿体ないって感じ。皆で聴くべし! ・演奏団体:ユーフォニアムズ・アンリミテッド(Euphoniums Unlimited) メンバー: コーリー・ベルヴィン(Cory Belvin)、ロイド・ボーン(Lloyd Bone) ブライス・エドワーズ(Bryce Edwards)、セス・フレッチャー(Seth Fletcher) ジョシュア・ハウザー(Joshua Hauser)、エリック・ポール(Eric Paull) アシュリー・サンプル(Ashley Sample)、ジミー・セルフ(Jimmie E. Self) ケリー・トーマス(Kelly Thomas)、マーク・ウォーカー(Mark Walker)・指揮者:ウィンストン・モリス(Winston Morris)・ソロ:ブライアン・ボーマン(Brian Bowman)、アダム・フライ(Adam Frey)、 ジョシュア・ハウザー(Joshua Hauser)、ユッカ・ミュリュス(Jukka Myllys)・発売元:マークカスタム(Mark Custom)・発売:2004年 1. バークレイ広場のナイチンゲール /マニング・シャーウィン、ジーン・ピュアリング(arr.ダーリン・コクラン) 【4:39】 A Nightingale Sang In Berkeley Square /Manning Sherwin, Gene Puerling(arr. Darin Cochran) 2. エキシビジョン/デヴィッド・ユーバー 【3:31】 Exhibitions/David Uber Featuring Brian Bowman 3. ランニング・ウィズ・ビドロ/グレッグ・ダナー【6:21】 Runnin' With Bydlo/Greg Danner4. モーゼル・カメオ/アルド・ラファエル・フォルテ 【9:05】 Moser Cameos/Aldo Rafael Forte Featuring Raymond Jones, NarratorI) Harmony 【2:42】II) Bacchus 【1:49】III) Tennis? 【0:27】IV) Thunder Shower 【2:16】V) Hats 【1:51】 5. ランピ/キルモ・リンティネン 【6:00】 Lampi/Kirmo Lintinen Featuring Jukka Myllys6. リトル・モンスター・ミュージック/エリザベス・ラウム 【12:45】 A Little Monster Music/Elizabeth RaumI) Hydra 【2:38】II) Nessie 【3:18】III) Fafner 【2:43】IV) St.George and the Dragon 【4:09】 7. イン・ザ・カテドラル/ニール・コーウェル 【10:11】 In The Cathedral/Neal Corwell Featuring Brian Bowman8. バイ・ザ・ウォーター・オブ・バビロン/ウィリアム・ブルシック 【9:48】 By The Water Of Babylon/William R. Brusick9. イン・メモリアム/ダンカン・J・マクミラン 【8:15】 "In Memoriam" Sept.11, 2001/Duncan J. MacMillan Featuring Adam Frey10. ユーフォニアムズ・アンリミテッド/ジム・セルフ 【5:31】 Euphoniums Unlimited/Jim Self11. ユーファンク/ジョシュア・ハウザー 【3:39】 EuPhunk/Joshua Hauser Featuring Joshua Hauser≪2007年05月新入荷≫★ユーフォニアムだけのクワイアでこんなに豊かな音世界が作れるのか! 曲のクオリティ、内容の幅広さ、満足度の高いデビュー盤!!
販売店:吹奏楽専門ショップ〜Band Power〜 ¥2,100 送料別 |
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