バンド・クラシックス・ライブラリー2「アルヴァマー」 BCL Band Classics Library 2 

バンド・クラシックス・ライブラリー2「アルヴァマー」 BCL Band Classics Library 2  ■その他「広島ウインドオーケストラ」CDはこちら!■その他「バンド・クラシックス・ライブラリー」シリーズCDはこちら!  2003年制作のアルバムだが、収録されているのは思いっ切り「懐メロ」(注:懐メロとは懐かしいメロディの略)である。 吹奏楽の持久走(奏)の「アルヴァマー序曲」がアルバム・タイトルになっているが、この演奏もなかなかいい。今の中学生に聴かせても、「これやってみたい!」になると思う。実際、去年別の演奏のアルヴァマーを中学生に聴かせたら、「やりたい!」ということで、演奏会でやっていた。 練習を見た時に、「聴くとかっこいいけど、吹くと辛いでしょ?」とニコニコ笑いながら、悪魔の一言を投げかけた。自分が中学生の時も、これをやって辛かったのを、覚えている。 さて、このアルバムの中で、最も感銘を受けたのは、ミッチェルの「大草原の歌」である。中学生が今でもよく演奏しているが、このアルバムの「大草原の歌」はとにかく凄い。メチャクチャ凄い。風景が目に浮かぶ演奏なのだが、その風景の中に海まで見えるから驚いた。ミッチェルは「海の歌」という作品も有名だが、この演奏は、その雰囲気まで醸し出している。海に近い草原の風景が、目に浮かぶのだ。 単発の風景が目に浮かぶのは、それほど珍しくないが、その曲を通して、同じ作曲家の別の作品を思い起こさせる演奏に出会ったのはこれが初めて。何はともあれ、ぜひ聴いて欲しい。 それと、この演奏は「ちょっと気を遣うだけで、こんなにも演奏効果が上がる」という、非常に良いお手本になっているので、この曲をやるのであれば、スコアをじっくり見ながら聴いた方がいい。 「ラプソディック・エピソード」も懐かしい曲だが、これも演奏がいい。出し難い音が頻繁に出てくるので、なめてかかるととんでもない演奏になってしまうが、練習曲としてじっくり取り組む分には、もってこいの曲だろう。 今の中学・高校生は知らない曲ばかりで当然かもしれないが、顧問の先生には是非とも聴いていただきたいアルバムである。「聴き続けてはいけない課題曲の参考演奏」を聴きまくるより、ここに収録された作品のスコアがあれば、こっちを聴き続けた方が、よっぽどためになります!(断言) ・演奏団体:広島ウインドオーケストラ(Hiroshima Wind Orchestra)・指揮者:木村吉宏(Yoshihiro Kimura)・発売元:ブレーン・ミュージック 1. アルヴァマー序曲/ジェームズ・バーンズ【7:48】  Alvamar Overture/James Barnes楽譜セット購入⇒(吹奏楽) 2. ラプソディック・エピソード(狂詩的挿話)/チャールズ・カーター【5:58】    Rhapsodic Episode/Charls Carter    楽譜セット購入⇒(吹奏楽) 3. 聖歌と祭り/フランンシス・マクベス【6:15】    Chant and Jubilo/W.Francis McBeth    楽譜セット購入⇒(吹奏楽) 4. 大草原の歌/レックス・ミッチェル【6:56】  Song of the Prairie/Rex Mitchell楽譜セット購入⇒(吹奏楽)5. 第2組曲「ラテン・メキシコ風」/アルフレッド・リード【14:19】  Second Suite for Band(Latino-Mexicana)/Alfred Reedl) ソン・モントゥーノ Son Montuno【3:02】ll) タンゴ(サルガッソー・セレナード)Tango(Sargasso Serenade)【4:19】lll) グァラチャ Guaracha【1:56】lV) パソ・ドブレ(ア・ラ・コリダ!)Paso Doble(A la Corrida!)【5:02】楽譜セット購入⇒(吹奏楽)6. フェスティーヴォ/ヴァーツラフ・ネリベル【6:00】  Festivo/Vaclav Nelhybel楽譜セット購入⇒(吹奏楽)7. 序曲祝典/フランク・エリクソン【6:55】  Overture Jubiloso/Frank Erickson楽譜セット購入⇒(吹奏楽)8. センチュリア/ジェームズ・スウェアリンジェン【5:57】  Centuria/James Swearingen楽譜セット購入⇒(吹奏楽)★懐かしの名曲を極上の演奏で楽しめる推薦盤! ミッチェルの「大草原の歌」はとにかく凄すぎ! ここまで風景が目に浮かぶ演奏は、 めったに聴けないぞ(キッパリ!)

販売店:吹奏楽専門ショップ〜Band Power〜

¥2,800 送料別
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