タッド・ウィンド・コンサート(8)マーク・D・キャンプハウス/ローザのための楽章

タッド・ウィンド・コンサート(8)マーク・D・キャンプハウス/ローザのための楽章 ■その他「タッド・ウインドシンフォニー」のCDはこちら! <メーカーより> 2007年4月の第1弾発売以来、熱心なTADファンの圧倒的な支持を集める「タッド・ウィンド・コンサート」シリーズは、現在、アメリカで活躍中の指揮者、鈴木孝佳が音楽監督をつとめる“TADウインドシンフォニー”のアツいライヴを同じコンセプトのもとにつづけてCD化する、他に類例を見ないアーカイヴ・シリーズです。 シリーズ8枚目のこのCDには、2009年6月11日、東京・大田区民ホール アプリコで行なわれました「第16回定期演奏会」の第1部がそっくりそのまま収録されています。 この第1部では、ジャスティン・レインズの交響的序曲『ドリームズ・オブ・フライト』、ジェイスン・ソープ・ビュキャナンの『サルスエラと失われた音楽的断片』という、2人のアメリカ人作曲家の新作が世界初演されました。 レインズの交響的序曲『ドリームズ・オブ・フライト』は、“空を飛ぶ”という人類の壮大な夢とそれに賭けた人々へ敬意を捧げた作品で、クライマックス部分で金管の奏でる人類の勝利の旋律と木管のパッセージに乗って空高く離陸する場面は圧巻です。 作曲者を客席に招いて演奏されたビュキャナンの『サルスエラと失われた音楽的断片』は、依頼を受けたものの中止となった“サルスエラ”というスペイン風小規模オペラと、それ以前に室内楽のために書いた音楽的フラグメントを融合させた作品で、混沌としたテーマの受け渡しの中に印象派音楽のような美しい旋律が断片的に紛れ込んできます。ひじょうに高度な音楽的演奏を求められる作品です。 アルバム最後を飾るキャンプハウスの『ローザのための楽章』は、1955年、アラバマ州モンゴメリーで、市バスの1人の乗客ローザ・パークスがとった行動が、その後、公民権運動の大きなうねりとなって全米中に広がっていったという歴史的事件をテーマに扱ったウィンドの傑作オリジナルです。 作品に深く共鳴したTADウインドシンフォニーは、その内側に潜む音楽的テーマをぐいぐい掘り下げていきます。ソロ・パッセージの美しさだけでなく、怒り狂うようなテュッティの凄まじさと現代的ハーモニー、そしてパワー全開で音楽を推進させる爽快なドライブ感など、アメリカン・オリジナルの醍醐味をたっぷりと味あわせてくれます。 この日の『ローザのための楽章』は、それ1曲だけでたっぷりお釣りが出る、永遠に記憶にとどめたい圧倒的名演となりました! 1曲1曲に情熱を注ぎ込む、プロたちの最高のパフォーマンスでお愉しみ下さい!【TADウインドシンフォニー (TAD Wind Symphony)】1992年、アメリカで活躍する指揮者、鈴木孝佳(タッド鈴木)を招いて結成されたシンフォニック・ウィンド・オーケストラ。メンバーは、クラシックからジャズ、そしてニューミュージックと幅広いジャンルにおいて活躍中のプレイヤーによって構成。音楽監督:鈴木氏の斬新なアナリーゼによる音楽表現と、TADの持つ重厚かつ新鮮なサウンドは、定期公演および数々の依頼演奏、さらにCDリリース等によって、日本国内は元より全米においても高い評価を得ている。 ・演奏団体:タッド・ウインドシンフォニー(TAD Wind Symphony)・指揮者:鈴木孝佳(タッド鈴木)(Takayoshi "TAD" Suzuki)・発売元:WINDSTREAM・収録:2009年6月11日 大田区民ホール アプリコ(東京) 1. 交響的序曲「ドリームズ・オブ・フライト」/ジャスティン・レインズ ≪世界初演≫ 【8:37】  Dreams of Flight, A Symphonic Overture/Justin Raines2. サルスエラと失われた音楽的断片/ジェイスン・ソープ・ビュキャナン ≪世界初演≫ 【9:04】  A Zalzuela & Other Lost Works, for Wind Ensemble  /Jason Thorpe Buchanan 3. ローザのための楽章〜公民権運動のヒロイン、ローザ・パークスに捧ぐ/マーク・D・キャンプハウス 【12:37】  A Movement for Rosa - Honoring Civil Rights Heroine Rosa Parks  /Mark D. Camphouse 楽譜セット購入⇒(吹奏楽)≪2010年01月新入荷≫/td

販売店:吹奏楽専門ショップ〜Band Power〜

¥1,400 送料別
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