ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲集 WoO 36

ベートーヴェン:ピアノ四重奏曲集 WoO 36 夢見る15歳の少年の想像力が駆け巡るまことに見事な四重奏曲集神童というと、どうしてもモーツァルトを思い浮かべてしまいますが、15歳にしてこんなに見事なピアノ四重奏曲を書いたベートーヴェンだって、紛れもない神童に違いありません。例えばハ長調の曲の第1楽章。冒頭こそハイドンや、モーツァルトの面影を感じさせますが、展開部で劇的に短調に転ずるところなどは、まさしくベートーヴェンそのもの。(ちなみにあの名ピアニスト、アルゲリッチも愛奏している作品です)またアダージョで始まる変ホ長調の第1楽章は瞬間的にですが、ピアノ協奏曲第3番の第2楽章を思わせてもくれるほどの悩ましい音楽です。第3楽章で各々の楽器が自由に歌い交わすところなども、抱きしめたくなるほど魅力的です。(2009.7.29発売) 曲目: 1-3.ピアノ四重奏曲 ハ長調 WoO 36-3/4-6.ピアノ四重奏曲 変ホ長調 WoO 36-1/7-9.ピアノ四重奏曲 ニ長調 WoO 36-2 演奏:ニュージーランド・ピアノ四重奏団〔メンバー〕リチャード・マップ(p)/ユーリ・ゲゼンツヴェイ(vn)/ドナルド・モーリス(va)/ダヴィッド・チッケリング(vc)

販売店:ナクソス ミュージックストア

¥1,250 送料別
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