Kate Mcgarry / Girl Talk 輸入盤 【CD】

Kate Mcgarry / Girl Talk 輸入盤 【CD】 商品の詳細ジャンルジャズフォーマットCDレーベルPalmetto発売日2012年04月30日商品番号PM-2152発売国USA組み枚数1関連キーワード ケイト マクギャリー 0753957215729 出荷目安の詳細はこちらHMV レビューケイト・マクギャリーによるアメリカン・スタンダード集。今までも、何かと作品には、ジャズ・スタンダードを織り込んで歌ってきた彼女ですが、本作は曲目を見ての通り、頭の方から最後まで往年の名曲を揃えた選曲。ベティ・カーター、シーラ・ジョーダン、カーメン・マクレイへのオマージュになっています。しかし、そのままの世界にしないのが、ケイト・マクギャリーらしい所と言えましょう。数々の作品の中ではボブ・ディランやジョニ・ミッチェルなどの曲も歌ってきた彼女。カントリー的な雰囲気も漂ったムードが魅力であり、スタンダードを全面的に取り上げつつも、そうしたPOPさや、ノスタルジックな感覚が自然に滲みます。そして、そうしたアレンジがアメリカでは評価され、グラミーにもノミネートされたりもしたわけですが、本作は、スタンダードを取り上げつつ、彼女のそうしたテイストも遺憾なく発揮されたという意味で、非常に興味深い作品と言えます。ケイト自身も、この作品を、自分が歌っているコンテンポラリーな世界と、自分がたくさんのことを学んできたジャズの伝統を橋渡しする作品と位置付けたいのだとか。しかして、そのセンスのよさは・・・、大胆なポップアレンジを施したオープニングから絶妙。言わずと知れた有名ミュージカル『王様と私』で歌われる曲をロマンティックなムードはそのままにジョニ・ミッチェルや、カーリー・サイモン辺りも彷彿とさせるジャジーなポップ・ヴォーカルに描き上げて行くところ、素晴らしいです。一方、堂々と4ビート・スウィングに取り組んだM-3、6、7のような曲もあり。これ、自然なヴォーカリーズも粋な王道ジャズ・ヴォーカル。バックの伴奏にメロディが描かれずとも、自由にアドリブ展開しちゃうところはまさしく実力の証と感じます。上記のアーティスト他、サラ・ヴォーン、アニタ・オデイ、シャーリー・ホーン、ニナ・シモン、エリス・レジーナ、アイリーン・クラール、アビー・リンカーンらが好きだと語る彼女、そうした女性たちが描いてきた感情や、自由への憧れなどを、彼女自身のテイストで、歌い綴った一作。カート・エリングとデュエットで歌うサウダージ漂うM- 5 なども素晴らしい。。。ゲイリー・ヴェルサーチやリューベン・ロジャース、クラレンス・ペンといったバックの面々はレギュラー的に彼女を支える存在でもあり、バンドとの呼吸もピッタリしっくり。Kate McGarry(vo), Keith Ganz(g), Gary Versace(org, p), Reuben Rogers(b), Clarence Penn(ds, perc), Special Guest: Kurt Elling(vo on M5)曲目リストディスク11.We Kiss in a Shadow (Rodgers, Hammerstein)/2.Girl Talk (Hefti, Troup)/3.I just Found out about Love (McHugh, Adamson)/4.The Man I Love (George & Ira Gershwin)/5.O Cantador (Caymmi, Motta)/6.This Heart if Mine (Freed, Warren)/7.I Know rgar You Know (Youmans, Caldwell, Harbach)/8.Looking Back (Rowles, Ernst)/9.Charade (Mercer, Nicola, Mancini)/10.It’s a Wonderful World (Savitt, Watson, Adamson)

販売店:HMV ローソンホットステーション R

¥2,300 送料別
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