ヨハン・デメイ:交響曲第1番「指輪物語」管弦楽版(日本初演) Symphony No.1 The Lord of the Rings

ヨハン・デメイ:交響曲第1番「指輪物語」管弦楽版(日本初演) Symphony No.1 The Lord of the Rings ■その他「管弦楽」CDはこちら!■その他「指輪物語」収録CDはこちら!  世界で2枚目のヨハン・デメイ「指輪物語」のオーケストラ版の誕生です! 当初はNHK-FMで放送するだけの予定が、あれよあれよという間に話がどんどん広がって、“日本初演をやるのなら、オレが責任をもって面倒見るぜ!”と、作曲者のデメイ本人が来日することになるわ・・・、おまけに、そのライブがあまりに良かったんでCD化の話が進むわ・・・で、結局、我が「バンドパワー・レーベル」から「指輪物語/オーケストラ日本初演バージョン」として発売することなっちゃいました。で、気になるその内容ですが、さすがデメイ本人が2日間に渡ってオケのメンバー&指揮者と練り上げた演奏だけに、めっちゃスリリングで、ドラマチックな“これぞ指輪物語の決定版!”ってな感じに仕上がってます。ここだけの話、オイラ、この企画が持ち上がるまで名古屋フィルの演奏って聴いたことがなかったんですが、日本にもこんなエキサイティングなオケがあったんですね。勉強不足・・・反省です。初演を聴いたデメイ本人も“私の作曲家人生の中で最高の瞬間の1つ!”と、名古屋フィル&指揮の大勝さんを大絶賛してたよね。なんでも、ロンドン・シンフォニーとの録音では“リハーサルにあまり時間をかけられなかった”とかで、本人の中ではイマイチ不完全燃焼の部分があったとか・・・(でも、あの盤もゴージャスな響きで、オイラは大好きだけどね)このCDには他にも「指輪物語」誕生までの秘話や、この作品の完全版ともいえるボリュームたっぷりの曲解説(24ページ)も付いてて、資料価値も抜群。これはマジ、必見に値する内容だし、演奏を考えてるバンドにとっては最高の道しるべになるはずだ。2004年秋、最大の話題作と断言しちゃいましょう(ちょっと自画自賛?) オススメです。 ■ヨハン・デメイ:交響曲第1番「指輪物語」について『交響曲第1番「指輪物語」』は、20世紀イギリスの冒険ファンタジー小説の最高峰と称えられ、世界中のファンを魅了し続けているジョン・R・R・トールキン(1892-1973)の「指輪物語」(The Lord of the Rings)を題材に、5年近くの歳月をかけて作曲されたヨハン・デ・メイ(オランダ)の代表作です。オリジナルはウィンド・オーケストラ(吹奏楽)のために書かれ、1988年にベルギーのブリュッセルで初演。翌年、“サドラー国際ウィンド・バンド作曲賞”の最優秀作品に選ばれる栄誉に輝いた。(当時、ヨーロッパからは初の受賞、そして歴代最年少の受賞)原作同様、デ・メイのこの曲もまたたく間に地球規模で成功を収め、CDもすでに十数枚がリリースされています。2001年には、友人ヘンク・デフリーヘルのオーケストレーションを得て、シンフォニー・オーケストラ(管弦楽)バージョンも完成。こちらは、オランダのロッテルダム・フィルが初演。■一般リスナーからの感想文2004年8月28日(土)、29日(日)に弊社運営レコーディングスタジオ(パワーハウス・スタジオ[杉並区永福])にて、抽選で選ばれた一般リスナーを招待して2004年10月27日発売予定であるCD(ヨハン・デメイ:交響曲第1番「指輪物語」(管弦楽版))の試聴会をおこないました。以下は、試聴会後にリスナーの方々に書いていただいた感想文の一部を掲載しています。■この演奏を聴いて考えを改めました。(31歳 男性)この演奏はNHK-FMで放送した際に聴きましたが、スタジオで改めて聴いて音の良さや迫力、細部まで聴き取れる録音バランスの良さに驚きました。曲のスタートからとても滑らかに演奏されているように感じました。アンサンブルが乱れることはないのですが、技術至上の冷たい演奏ではなく、朗々と歌っていて、とても有機的な響きです。それでいて、強音の迫力もしっかり出ていました。吹奏楽版と同じ構成ながら、オケ版は、やはり響きが豊かだと思います。日本のオケや指揮者は今ひとつと思っていましたが、この演奏を聴いて考えを改めました。ハッタリもなく、自然に、それでいて流されない音楽を作った指揮者とオケは見事です。素晴らしい演奏でした。■会場でぜひ聴きたかった。(森 護)曲のスケール感が最大に表現されている。重さ、深さと三次元で表されたスキマのない演奏はストーリーを良くイメージさせられる。特に最終章でのバイオリンの響きが「旅の終わり」締めくくりとしての安らかさとして気持ち良さを聴く側に与えてくれる。ただ、ライブである為、曲間に何度かセキが聴こえるのは残念である。しかし、全体として名古屋フィルの素晴らしい演奏に感動いたしました。会場でぜひ聴きたかった。■どの演奏よりもエキサイティング!(香取明子)これぞ「“指輪”の極致」と呼ばずして何と呼ぶ?これまで吹奏楽版のCDを10枚近く、管弦楽版はもちろん、あのCD(演奏:ロンドン交響楽団)を所有し、作曲者が初めて来日した時、アマチュアとして初演の舞台にも上がったが、それらのどの演奏よりもエキサイティングで、楽章ごとに鳥肌が立つ演奏だった。ロンドン交響楽団演奏の管弦楽版CD収録は、作曲者のインタビューによると、1日で終わったらしいが、今回、名フィルが演奏するにあたり、幾度となくリハを繰り返したという。そして、世界をまたにかけて活躍する大勝秀也氏のタクトさばきは見事以外の何ものでもない。各楽器のアンサンブル(特にホルンとクラリネット)は秀逸(しゅういつ)。弦楽器の人数編成(18-16-14-12-10)を見て妙に多いと思ったが、逆にあれだけいなければ管楽器もそれなりに多いので(持ち替えなを含め25名)、太刀打ちできなかったのだろう。そして、特筆すべきはヘンク・デフリーヘル氏によるオーケストレーション。トランペットは吹奏楽版ではB♭管を使用しているが、今回はC管を指定している。音色がよりクリアに聴こえるようにという配慮かと思うが、これが見事に成功している。そして、もう一つ、ピアノ(セレスタ兼任)とハープを効果的に用いており、要所要所でドラマチックな役割を演出していること。うるさすぎず、静かすぎずといったところか。弦だって負けていない。第三楽章中間部でバイオリンが吹奏楽版のフルートの演奏をしているが、ポルタメントを効果的に使っている(これは聴いてのお楽しみということにしておく)。コンサートマスターの後藤氏が、巧みに弦セクションのみならず、全体をうまくコントロールしている点にも着目したい。特に最終楽章、一番終わりの部分の弦だけのアンサンブルは綿密な演奏と言っても過言ではないだろう。45分間の「指輪の旅」は、常に緊張感のある、でもそれでいて楽しめるものだった。■オススメ曲ですね!(30歳 高校の吹奏楽部顧問)うちの部がもっと大きくなるか、次の学校へ移動して、もっと人数が多いところだったら、ぜひ、定演でやってみたい!生徒ウケも一般ウケも大変いい曲だと思います。オススメ曲ですね! ・演奏団体:名古屋フィルハーモニー交響楽団(NAGOYA PHILHARMONIC ORCHESTRA)・指揮者:大勝秀也(Shuya Okatsu)・収録:2004.2.5 /「中部電力ふれあいチャリティコンサート」/ 愛知県芸術劇場コンサートホールでライヴ収録・発売元:(株)スペースコーポレーション  1. 交響曲第1番「指輪物語」管弦楽版/ヨハン・デメイ(オーケストレーション:ヘンク・デフリーヘル)【42:33】  Symphony No.1 The Lord of the Rings/Johan de Meij(Orchestrated by Henk de Vlieger)・第1楽章 魔法使いガンダルフ/ I.Gandalf (The Wizard) 【6:24】・第2楽章 エルフの森ロスロリアン/II.Lothlorien (The Elvenwood)【7:21】・第3楽章 ゴラム (スメアゴル)/ III.Gollum (Smeagol)【10:22】        Soprano Saxophone : 江見 雅博(Masahiro Emi)・第4楽章 暗闇の旅 (a.モリアの坑道、b.カザド=ドゥムの橋)/     IV.Journey in the Dark (a.The Mines of Moria, b.The Bridge of Khazad-Dum)【8:22】・第5楽章 ホビットたち/ V.Hobbits【10:03】★この演奏を聴いたデメイ本人も“私の作曲家人生の中で最高の瞬間の1つ!”と大絶賛した「指輪物語/オーケストラ版」の日本初演・実況録音盤・・・。2004年秋、最大の話題作と断言しちゃいましょう!!

販売店:吹奏楽専門ショップ〜Band Power〜

¥2,500 送料別
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