ヴァッカイ:歌劇「メッシーナの花嫁」

ヴァッカイ:歌劇「メッシーナの花嫁」 1803 年にシラーが書いた「メッシーナの花嫁」は、のちに社会的な流行を引き起こす「ロマン派運命悲劇」の先駆とみなされています。舞台はシチリア島、メッシーナ。2 人の王子ドン・エマニュエーレとドン。チェザーレが美しい尼僧に恋をし、ともに妃に迎えたいと母イザベラに伝えます。彼らは長年に亘っていがみ合っていて、それが故にこの地に不安と戦乱をもたらしています。しかしながら母イザベラにも秘密がありました。それは、王子たちとは別に娘が一人いて、彼女は別のところでひっそりと成長していたのです。結末は・・・。このあらすじは、確かに人々の心をつかむ要素がたっぷりです。この作曲家ヴァッカイ(1790-1848)は、声楽教師として有名であり、またベッリーニのライバルとしても知られています。この作品は1939 年の初演時に不評を被り、結果優れた作品であるにも拘らず、すっかり忘れられてしまったものです。2009 年のこの蘇演では万全のキャストを配しており、作品の真価に光を当てたものと言えるでしょう。2 人の王子から愛されるベアトリーチェを歌うのは、日本が誇るメゾ・ソプラノ、小野和歌子さんです。彼女の深い表現力に満ちた輝かしい声をどうぞお楽しみください。発売日2012年5月16日 曲目[CD1]1-12.第1 幕/[CD2]1-6.第2 幕演奏ドンナ・イザベラ…ジェシカ・プラット(ソプラノ)/ドン・エマニュエーレ…フィリッポ・アダミ(テノール)/ドン・チェザーレ…アルマンド・アリオスティーニ(バリトン)/ベアトリーチェ…小野和歌子(メゾ・ソプラノ)/ディエゴ…マウリツィオ・ロ・ピッコロ(バス)/ブルノ・クラシカ・チャンバー・コア/ヴィルトージ・ブルネンシス/アントニオ・フォリアーニ(指揮)

販売店:ナクソス ミュージックストア

¥1,250 送料別
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