ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロス」全曲(ドイツ語歌唱)[DVD]6月27日発売新譜

ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロス」全曲(ドイツ語歌唱)[DVD]6月27日発売新譜 16世紀の中頃、スペイン王子ドン・カルロスはフランスの王女エリザベトと婚約していましたが、政治的策略により2人の仲は引き離され、エリザベトはなんと、カルロスの父であるフィリップ2世を結婚させられてしまいます。落胆する彼を慰める親友ロドリーゴは、「こんな時はスペインの圧制に苦しむフランドルを救うべきだ」と有名な二重唱(我らの魂に友情と)を歌います。そして大衆の面前で、父国王に対して「フランドル救済」を叫ぶカルロスは反逆罪で捕えられ、またカルロスを忘れることができないエリザベトも、カルロスに密かに思いを寄せるエボリ公女の策略にはまってしまいます。カルロスを助けるために自ら反逆者であることを名乗りでるロドリーゴ、悲しい運命を受け入れるエリザベト、そして罪を償うためにカルロスを逃がすエボリ公女。全ての登場人物が濃く描かれているドラマティックなオペラです。1961年にそれまで音楽総監督を務めていたリヒャルト・クラウスが辞任してからは、ハインリヒ・ホルライザーが首席指揮者を務めるものの、音楽総監督のポストは空席のままであったベルリン・ドイツ・オペラ(当時はベルリン市立歌劇場と呼ばれていました。そのホルライザーも1964年に辞任したため、当時の芸術監督ルドルフ・ゼルナーは上演の質を落とさぬように奔走し、当時しばしば客演に訪れたカール・ベームを始めとした名指揮者を国内外から招聘し、多くのオペラを制作していました。この1965年の「ドン・カルロス」では1957年からバイロイトで活躍していたヴォルフガンク・サヴァリッシュを招き、卓越した公演を行うことが可能となったのです。この「ドン・カルロス」では何より名歌手を集めることが上演の必須条件ですが、このプロジェクトでは、まさに「理想のキャスティング」が実現されていることを実感できます。サヴァリッシュのよく整理された指揮は、この緊迫感あふれた劇を納得行くまで味あわせてくれるものです。発売日2012年6月27日 内容4幕改訂版ジョセフ・メリ&カミーユ・デュ・ロークル台本, シラー「スペインの王子ドン・カルロス」原作(ユリウス・カップ&クルト・ゾルダンによるドイツ語翻訳)演奏ドン・カルロス…ジェームズ・キング(テノール)エリザベト・ド・ヴァロワ…ピラール・ローレンガー(ソプラノ)フィリップ2世…ヨーゼフ・グラインドル(バス)ポーサ侯爵ロドリーゴ…ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)エボリ公女…パトリシア・ジョンソン(メゾ・ソプラノ)異端審問官長…マルッティ・タルヴェラ(バス)天からの声…リサ・オットー(ソプラノ) 他ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団&合唱団ヴォルフガンク・サヴァリッシュ(指揮)グスタフ・ルドルフ・ゼルナー(舞台演出)ヴィルヘルム・ラインキング(装置&衣装)収録1965年ベルリン・ドイツ・オペラ ライブ収録/収録時間:155分/音声:PCM Mono/字幕:独(オリジナル),英,仏,西,伊,日,韓/画面:4:3モノクロ/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク

販売店:ナクソス ミュージックストア

¥6,958 送料別
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