ヴェルディ:歌劇「運命の力」(1862年初演版)[DVD]6月27日発売新譜

ヴェルディ:歌劇「運命の力」(1862年初演版)[DVD]6月27日発売新譜 18世紀中頃のスペインが舞台の愛憎劇。身分違いのため結婚を反対されたレオノーラとアルヴァーロ。この若き恋人たちは駆け落ちを企てるのですが、いざ家を出ようをした時に娘の父親に見つかってしまい、丸腰を示すために投げ捨てたピストルが運悪く暴発!父である侯爵に当たってしまうのです・・・。逃走する2人。彼らを追うレオノーラの兄ドン・カルロ。3人の運命は激しくもつれ重なり合うのです。タイトル通り「運命」に翻弄される恋人たちは次々と迫りくる悲劇から逃れることはできません。このオペラは、当時スランプに陥っていたヴェルディ(1813-1862)に(農園経営に精を出していた)、ロシアのサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場から「新作オペラ」の作曲依頼が届きました。ヴェルディの用いた台本はスペインでは大スキャンダルとなったものですが、宗教、政治面以外では比較的許容範囲の広かったロシアでは、検閲を受けることもなく、ヴェルディはこの「問題作」を堂々とオペラに仕立て上げ、1862年にロシアの聴衆に披露しました。しかし、登場人物が全て死を遂げるなど、問題も多かったせいか、ヴェルディ自身が改作を試み、1869年に改訂版をスカラ座で初演。現在では、ほとんどの上演がこちらの版で行われます。このマリインスキー劇場におけるゲルギエフの演奏は、記念すべき原典版を用いていて、セットも当時のオリジナルデザインを踏襲するという念の入ったもの。音楽も通常聴きなれたものとは若干の違いがあるなど、とても興味深いものです。歌手陣もロシア勢が中心であり、オケもタフで底光りのする音を聞かせます。発売日2012年6月27日 内容4幕 フランチェスコ・マリア・ピアーヴェ台本/アンヘル・デ・サーベドラ原作(一部フリードリヒ・フォン・シラー)演奏カラトラーヴァ侯爵…グレゴリー・カラセフ(バス)レオノーラ(侯爵の娘、ドン・カルロの妹)…ガリーナ・ゴルチャコーワ(ソプラノ) ドン・カルロ(侯爵の息子)…ニコライ・プチーリン(バリトン) ドン・アルヴァーロ(レオノーラの恋人)…ゲガム・グリゴリアン(テノール) プレチオシルラ(さすらいの若い占い女)…マリアンナ・タラーソワ(メゾ・ソプラノ) グァルディアーノ神父…セルゲイ・アレクサーシキン(バス) フラ・メリトーネ(修道士)…ゲオルギー・ザスタフニー(バリトン) クーラ(レオノーラの侍女)…リア・シェフツォーヴァ(メゾ・ソプラノ) 市長…エフゲーニ・ニキーチン(バス) マストロ・トラブーコ(行商人)…ニコライ・ガシーエフ(テノール) 軍医…ユーリ・ラプチェフ(バス)キーロフ歌劇場管弦楽団&合唱団ワレリー・ゲルギエフ(指揮)エリジャ・モシンスキー(演出)アンドレイ・ヴォイテンコ(装置)ピーター・J・ホール(衣装)収録マリインスキー劇場 1998年ライブ収録/収録時間:160分/音声:ステレオ2.0/字幕:英,独,仏,蘭,西/画面:4:3/REGION All(Code:0)/片面2層ディスク

販売店:ナクソス ミュージックストア

¥6,958 送料別
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