ストラヴィンスキー:自作自演集

ストラヴィンスキー:自作自演集 ストラヴィンスキーは初期の三大バレエ組曲について、自ら3 回の商業録音を行っています。1920 年代後半に作られた最初の物はフランスとイギリスのアンサンブルの演奏で、かなり不揃いな響きが散見されます。3 回目の最後の録音は、1960 年代初頭のステレオ録音で、ロサンゼルスの選抜オーケストラの演奏ですが、ストラヴィンスキー自身が高齢であり、音楽的な覇気が若干不足気味でした。この盤に収録された第2 回目の録音こそ、自作自演盤としては、音質的にも音楽的にも「最善」のものと言えるでしょう。なお「火の鳥」組曲は、作曲家自身が1945 年に改定し印刷したばかりの版を使っての演奏で、現在はあまり人気のないヴァージョンではありますが、こちらも作曲家の当時の考えが反映された貴重なもの。興味深い演奏です。発売日2012年3月14日 曲目:1-8.バレエ音楽「火の鳥」組曲(1945 年版)/9-16.バレエ音楽「ペトルーシュカ」組曲(1911 年版)/17-30.バレエ音楽「春の祭典」(1913 年版)演奏:ニューヨーク・フィルハーモニック/イーゴリ・ストラヴィンスキー(指揮)録音:1946 年1 月28 日ニューヨーク,カーネギー・ホール…1-7/1940 年4 月4 日ニューヨーク,リーダークランツ・ホール…9-30 マーク・オーバート=ソーン復刻

販売店:ナクソス ミュージックストア

¥875 送料別
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