イディル・ビレット/アーカイヴ・エディション 第11集 サイグン:ピアノ協奏曲 他

イディル・ビレット/アーカイヴ・エディション 第11集 サイグン:ピアノ協奏曲 他 今でこそ、トルコの作曲家アフメト・アドナン・サイグンの作品は、耳にする機会が比較的多いのですが、この演奏が行われた1958年当時は、まだまだ広くは認められていませんでした。そんな彼のピアノ協奏曲を堂々たる身のこなしで演奏したのが、17歳の若きピアニスト、イディル・ビレットだったのです。サイグン自身の指揮と彼女の演奏により、この曲の持つ雄弁な表現法と、独創的で知的なイディオムが広く知れることとなり、聴衆たちは、作曲家と演奏者ともどもに熱い拍手を送ったのです。また、フランス屈指の技術を持つオーケストラ・コロンヌの役割も大きなもので、このような新しい音楽を演奏すること自体、冒険であったはずですが、彼らは期待以上の働きをしています。サイグンの信頼を得たビレットは、ソロ作品でも素晴らしい演奏をしていて、それは「12の前奏曲」で目の当りにすることができるでしょう。フランセの作品もビレットのために書かれたもので、こちらはウィットに富んだ軽やかな、いかにも「フランス風」の曲。アルカンとバラキレフの2曲は超絶技巧のオンパレード。ビレットでなくしては成立しない1枚といえるでしょう。発売日2012年2月15日 曲目1-3.サイグン(1907-1991):ピアノ協奏曲 第1番…世界初録音/4-15.サイグン:アクサク・リズムによる12の前奏曲集/16-19.ジャン・フランセ(1912-1997):ピアノ・ソナタ(ビレットに捧ぐ)/20.アルカン(1813-1888):鉄道 Op.27/21.バラキレフ(1837-1910):イスラメイ ※1-15のみモノラル録音演奏オーケストラ・コロンヌ…1-3/アフメト・アドナン・サイグン(指揮)…1-3/イディル・ビレット(ピアノ)

販売店:ナクソス ミュージックストア

¥1,250 送料別
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