手妻のはなし【送料無料】

手妻のはなし【送料無料】 失われた日本の奇術 新潮選書 藤山新太郎 新潮社発行年月:2009年08月 ページ数:359p サイズ:全集・双書 ISBN:9784106036477 藤山新太郎(フジヤマシンタロウ)1954年東京大田区生まれ。プロマジシャン。(社)日本奇術協会副会長。伝統的な日本奇術「手妻」の継承者。88年、94年に文化庁芸術賞、98年に文化庁芸術祭大賞を受賞。海外でも、マジックオブザイヤー・ビジティングマジシャンに二度選ばれている。お囃子に紋付袴で舞台に立ち、「水芸」「浮かれの蝶」などの古典奇術の多くを得意とする。日本に来訪する賓客の前でひんぱんに手妻を披露したり、海外公演を数多くこなしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 呪術・宗教と娯楽の狭間ー古代〜平安、鎌倉、室町時代(散楽以前の幻戯ー卑弥呼の鬼道から修験道まで/散楽ー奈良時代の国立雑技団/阿倍清明ー科学としての陰陽道/放下ー布教がいつしか大興行へ)/第2部 日本独自の民衆芸の誕生ー江戸時代初期〜中期(三人のスターたちー古の伝内、都右近、塩屋長次郎/手妻の誕生ー娯楽芸としての発展/からくり人形ー傀儡師の系譜/伝授本ー元禄期、庶民生活の底力)/第3部 芸の質から興行形式まで、工夫と円熟ー江戸時代後期(小屋掛けと寄席の進出ー華やかなりし文化文政の手妻興行/柳川一蝶斎と「蝶」ー単純芸を作り変えた画期的発想/手妻の傑作「水芸」ー究極のイリュージョンに)/第4部 世界に名を轟かせた絶頂期ー明治時代(松旭斎天一の登場ー頂点を極めた男/パリの万国博覧会ー世界に羽ばたく蝶の芸/江戸期からの脱却と新たなる波ー日本文化の否定)/第5部 失われゆく過程ー大正、昭和、そして現代(一世を風靡した娘太夫、天勝ー美貌のネタッ子/蝶のその後ーそして昭和の手妻師たち) 手妻、それは日本人が考え、独自に完成させたマジックのことー古くは奈良平安期の散楽、猿楽に遡り、その後、大道芸として発展、江戸期に娯楽見世物となり大成した大衆芸能である。「水芸」「浮かれの蝶」「呑馬術」など精緻を極めるトリックの数々ー時代の変遷と共に奇術としての芸はどのように進化していったか、また日本人はエンターテイメントとして何を求めてきたのか…唯一の継承者がその発展、消長を振り返る。 本 ホビー・スポーツ・美術 囲碁・将棋・クイズ 手品

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