霧のなかの子【送料無料】

霧のなかの子【送料無料】 行き場を失った子どもたちの物語 トリイ・ヘイデン 入江真佐子 早川書房発行年月:2005年04月30日 予約締切日:2005年04月23日 ページ数:414p サイズ:単行本 ISBN:9784152086303 ヘイデン,トリイ(Hayden,Torey)1951年5月21日、米国モンタナ州生まれ。情緒障害児教室や福祉施設などでの体験を綴った『シーラという子』をはじめ数々のノンフィクションで、世界中に大きな感動を巻き起こしている。スコットランドで執筆活動のかたわら農業を営み、児童心理学の研究も続けているほか、児童虐待や自殺の防止ホットラインの活動にも力を尽くしている。1998年以来、度々日本を訪れている入江真佐子(イリエマサコ)国際基督教大学教養学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 教師を辞め、無言症の専門家として病院のセラピストの仕事についたトリイは、謎めいた三人のケースに関わることになった。9歳のカサンドラには現実の存在とは思えぬ妖精のような雰囲気があった。虚ろな目つきをしたかと思うと、感情を爆発させて暴れ、その後何日間も無言を通す。最大の問題は、悪質な嘘をつくことで、傷つきやすい他の子どもだけでなく、大人までパニックに陥れた。これも実父に2年間誘拐されていた影響なのだろうか。そんななか、トリイは遠く離れた町の有力者から4歳の孫ドレイクを話せるようにしてほしいと強引な要求をつきつけられる。いつも大きなトラのぬいぐるみを抱えた活発で愛くるしいその少年は、人とコミュニケーションをとりたがっているようなのに、なぜ母親以外には決して話さないのか?さらに、老人科のソーシャル・ワーカーから懇願されて、トリイは脳卒中で話せなくなった老女ゲルダの様子も見ることになる。やがてドレイクの母親からは驚くべきことを打ち明けられ、一方、カサンドラにも意外な側面が見えてくる…。いずれのケースも進展を見せず、思い悩むトリイの前に明らかになっていく真実とは?情緒障害児との心の交流を描き、世界中に感動を呼ぶ著者が、家族とは何か、その真の意味を問う感動のノンフィクション。 本 小説・エッセイ ノンフィクション ノンフィクション(外国) 小説・エッセイ ノンフィクション 文庫(ノンフィクション) 人文・思想・社会 ノンフィクション ノンフィクション(外国) 人文・思想・社会 文学 その他

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