新聞再生【送料無料】

新聞再生【送料無料】 コミュニティからの挑戦 平凡社新書 畑仲哲雄 平凡社発行年月:2008年12月 ページ数:210p サイズ:新書 ISBN:9784582854466 畑仲哲雄(ハタナカテツオ)1961年大阪市生まれ。関西大学法学部卒業。毎日新聞社、日経ホーム出版社を経て、91年より共同通信社に勤務。現在、編集局デジタル編集部部長職。勤務と並行して2004年、東京大学大学院情報学環学際情報学府入学。現在、博士課程に在籍。研究テーマはマスメディア・ジャーナリズム(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 序章 新聞とはなにか(『新聞社』のセンセーション/新聞危機説、じつは「業界」危機説/新聞という言葉のルーツ/新聞と新聞紙/社会の意識、社会の現象/周縁から見つめる〈新聞〉なるもの)/第1章 新聞という「場」を再生させるー旧鹿児島新報社OBたちの闘い(廃刊の光景/最後の紙面/「位一県一紙」に逆戻り/発言する市民/地域密着/「だれでも記者」/「みんなでネット鹿児島」って?/当事者の発言、そしてパブリック非営利組織による復刊の可能性/時間というもうひとつの敵)/第2章 コミュニティに回路を開くー神奈川新聞社カナロコ編集部(首都圏の地方紙/朝日新聞社のグループ企業/ニュースになった「カナロコ」/新聞とブログ/言論空間の広がり/周縁だからこそ自問/ふつうの暮らし、ふつうの感覚/ブログ「炎上」を肥やしに/カナロコ効果と課題/ニュースをアグリゲートする新規事業)/第3章 “新聞”を創るということー『みんなの滋賀新聞』の挑戦と挫折(四半世紀以上も地元新聞を持たない県民/新聞紙を必要とした地元経済界/徹底したマーケティングリサーチ/「ジャーナリズム」よりも社会基盤/新しい新聞のかたち/創刊前のいらだち/厚かった「業界」の壁/新聞の原点はどこに)/第4章 新聞を救う(学問と現場をつなぐ知/産業論が盛んな理由/困難に直面する業界・産業/〈新聞〉の淵源/近代新聞の正統性を示す「公共圏」/「新聞」再生は「社会空間」の再生/パブリックジャーナリズムという社会運動/危機的な状況のなかで/鹿児島、神奈川、滋賀の事例を再考する/イデオロギーと人間観/再生の芽、いたるところに/熟議の資源づくり) 「新聞の危機」が唱えられて久しい。しかし巷で議論されているそれは、たんに「新聞業界の危機」に過ぎないのではないか?大手紙の視点からは見過ごされてきた周縁的な場所、そこにこそ、「新聞なるもの」の本質と可能性が見いだされるのではないか?コミュニティからの挑戦と挫折、そして再生。地方紙の試みから新聞の可能性を探る。 本 人文・思想・社会 雑学・出版・ジャーナリズム ジャーナリズム

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