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臨床哲学講座 ちくま新書 鷲田清一 筑摩書房発行年月：2010年03月 ページ数：190p サイズ：新書 ISBN：9784480065391 鷲田清一（ワシダキヨカズ）1949年京都市生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、大阪大学総長。専門は哲学。大学の研究としての哲学ではなく、社会の様々な現場に足を運び、対話の中で人々とともに考える「臨床哲学」を提唱し、自ら取り組んでいる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 問いについて問うー意味について／こころは見える？ーふるまいについて／顔は見えない？ー人格について／ひとは観念を食べる？ー生理について／時は流れない？ー時間について／待つことなく待つ？ーホスピタリティについて／しなければならないことがしたいこと？ー責任について／所有できないものしか所有できない？ー自由について／同じになるよりすれ違いが大事？ーコミュニケーションについて／できなくなってはじめてできること？ー弱さについて／憧れつつ憎む？ー家族について／未熟であるための成熟？ー市民性について／わかりやすいはわかりにくい？ー知性について ひとはなぜ、自由が拡大したのに不自由を感じ、豊かな社会になってかえって貧しさを感じるのかー現代人は、このようなパラドックスに気づき、向き合い、引き受けねば幸福にはなれない。「自由」「責任」の本質は何か。「弱さの力」とは何なのか。哲学の発想から、常識とは違う角度からものを見る方法を、読者とともに考える。人々と対話し思索を深める“臨床哲学”を実践してきた著者が、複雑化した社会のなかで、自らの言葉で考え、生き抜いていく力をサポートする。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 その他 その他 文庫 人文・思想・社会
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