西洋哲学史(近代から現代へ)【送料無料】

西洋哲学史(近代から現代へ)【送料無料】 岩波新書 熊野純彦 岩波書店発行年月:2006年09月 ページ数:261, サイズ:新書 ISBN:9784004310082 熊野純彦(クマノスミヒコ)1958年神奈川県に生まれる。1986年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は倫理学、哲学史。東京大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 自己の根底へー無限な神の観念は、有限な「私」を超えている デカルト/近代形而上学ー存在するすべてのものは、神のうちに存在する スアレス、マールブランシュ、スピノザ/経験論の形成ー経験にこそ、いっさいの知の基礎がある ロック/モナド論の夢ーすべての述語は、主語のうちにすでにふくまれている ライプニッツ/知識への反逆ー存在するとは知覚されていることである バークリー/経験論の臨界ー人間とはたんなる知覚の束であるにすぎない ヒューム/言語論の展開ー原初、ことばは詩であり音楽であった コンディヤック、ルソー、ヘルダー/理性の深淵へーひとはその思考を拒むことも耐えることもできない カント/自我のゆくえー私はただ私に対して存在し、しかも私に対して必然的に存在する マイモン、フィヒテ、シェリング/同一性と差異ー生命とは結合と非結合との結合である ヘーゲル/批判知の起源ーかれらは、それを知らないが、それをおこなっている ヘーゲル左派、マルクス、ニーチェ/理念的な次元ー事物は存在し、できごとは生起して、命題は妥当する ロッツェ、新カント学派、フレーゲ/生命論の成立ー生は夢と行動のあいだにある ベルクソン/現象の地平へー世界を還元することで獲得されるものは、世界それ自体である フッサール/語りえぬものーその書は、他のいっさいの書物を焼きつくすことだろう ハイデガー、ウィトゲンシュタイン、レヴィナス はたして「神は死んだ」のか。言葉はどこまで「経験」を語りうるかーデカルト以降の西洋哲学は、思考の可能性と限界とをみつめながら、自然科学の発展や世界史的状況と交錯しつつ展開してゆく。前著『西洋哲学史古代から中世へ』につづき、哲学者が残した原テクストから思考の流れをときほぐしてゆく、新鮮な哲学史入門。 本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学

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