薮睨み能舞台【送料無料】

薮睨み能舞台【送料無料】 近代能楽側面史 西澤建義 図書新聞発行年月:2010年09月 ページ数:287p サイズ:単行本 ISBN:9784886114358 西澤建義(ニシザワタテヨシ)1945年長野市に生れる。1968年早稲田大学卒業。三井信託銀行勤務の後、1983年三井ホーム株式会社に入社、2004年より同社の関係会社3社の監査役を歴任。1999年より同人誌第三次「文芸復興」同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 幕府崩壊と能役者/第2章 維新の混迷から能楽再興へ/第3章 三井財閥と梅若/第4章 梅若実の他界/第5章 宗家による梅若除名宣告/第6章 梅若流樹立宣言/第7章 梅若六郎家の孤立/第8章 昭和初期から敗戦までの能楽界事情/第9章 GHQと梅若家、そして観世流合流へ 徳川幕府瓦解後、式楽を以て仕えてきた能楽四座(観世、宝生、金春、金剛)一流(喜多)は一夜にして禄を失った。観世家は前将軍に随い駿府に移住、金春家は故地の大和へ帰省と各家ばらばらの途を歩んだが、路頭に迷う。観世のツレ家だった梅若六郎は東京に残り、欧米視察旅行から帰った岩倉具視の伝手を得て、明治の能楽を再興していく。格下の梅若家に対し、室町以来の格式と伝統を誇る五流の楽頭、観世宗家は面白からず確執が生じる。梅若家は主筋の分家筆頭観世銕之丞家と三重もの婚姻をめぐらすが、やがて縁組は破綻し、梅若家自体も分裂し、演能も困難となる…。滅びかかった能楽、再興の功労者と家元制度のせめぎ合い。初めて書かれた流派分裂と合流のドラマ、綿密な考証で辿る側面史。 本 エンタメ・ゲーム 演劇・舞踊 歌舞伎・能

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