【原料説明】カテキン  【原料説明】か【ドラッグピュア】

【原料説明】カテキン  【原料説明】か【ドラッグピュア】 ■名称カテキン [英]Catechin (Catechinic acid) ■概要カテキンは、水溶性の多価ポリフェノールで、緑茶や紅茶の渋み成分である。俗に、「抗酸化作用がある」、「コレステロールを低下させる」、「抗菌作用がある」などといわれている。ヒトでの有効性については、「体脂肪が気になる人に適する食品」、「虫歯の原因になりにくい食品」として、茶カテキンを関与成分とした特定保健用食品が許可されている。また、安全性については、摂取量に関する信頼できるデータが見当たらない。■法規・制度「非医薬品」に区分される。特定保健用食品の成分となっている。 ■成分の特性・品質◆主な成分・性質緑茶など茶類に含まれる苦み・渋みの成分であるポリフェノール類で、主にエピガロカテキンガレート(epigallocatechin gallate:EGCg)、エピカテキン(epicatechin)、エピカテキンガレート(epicatechin gallate)、カテキン(catechin)を総称してカテキンと呼ぶことが多い。緑茶エキスのカプセルや錠剤として、47〜52%のカテキン類を含む製品がある。また、カテキン類を主成分とする緑茶カテキンカプセルもある。■有効性◆ヒトでの評価●循環器・呼吸器・軽症または境界型高コレステロール血症(180-259mg/dL)患者60名(平均年齢48.4歳)(試験群60名)を対象とした二重盲検試験において、茶カテキン197.4mgを含む飲料を1日2本(朝・夕食時)、12週間摂取させたところ、男性では、8週目以降より血清総コレステロール値が低下したという報告がある(2005139542)。・過体重もしくは肥満の男性88名(40-65歳、試験群46名)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、エピガロカテキンガレート(EGCG) を400mg×2回/日、8週間摂取させたところ、拡張期血圧の低下が認められたが、BMI、腹囲、体脂肪率、総コレステロール、LDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、インスリン感受性、インスリン分泌、糖耐能に影響は認められなかったという報告がある。・健康な女性14名を対象としたプラセボ比較試験において、食事を1,800kcal/日に調整し、カフェイン150mg/日、茶エタノール抽出物375mg/日(エピガロカテキンガレート270mg/日を含む)を含有する緑茶抽出物製品を5週間摂取させたところ、上腕動脈拡張期血管径、流量依存性拡張が増加し、血中酸化LDL、抗酸化LDL IgM抗体の減少がみられたという予備的な報告がある。●消化系・肝臓:調べた文献の中で見当らない。●糖尿病・内分泌:・健康な成人男性11名(23±2歳)を対象としたcounter-balancedクロスオーバープラセボ比較試験において、EGCG 366±5mgを含む緑茶抽出物を摂取し、翌日にブドウ糖負荷試験を行ったところ、インスリン曲線下面積の減少、インスリン抵抗性の増加が認められたという報告がある。●生殖・泌尿器:調べた文献の中で見当らない。●脳・神経・感覚器:調べた文献の中で見当らない。●免疫・がん・炎症・カテキンを含む緑茶として飲用した条件では、食道がん、膀胱がん、膵がん、乳がん、子宮頸がん、胃がん、卵巣がんなどのリスクの低減に対して、有効性が示唆されている。・40-69歳の男女988名(男性331名、女性163名)を対象としたコホート内症例対照研究において、血漿中の茶カテキン濃度と9-14年後までの胃がん発症率の関連を検討した結果、男性ではEGC(エピガロカテキン)濃度が高いと発症リスクが高く、女性ではECG(エピカテキンガレート)濃度が高いと発症リスクが低かったという報告がある。・喫煙習慣のある27,111名の男性(50-69歳)を対象としたコホート研究(約16.1年追跡、フィンランドで20mg/日のβ-カロテンと50mg/日のビタミンEを含むサプリメントを投与したATBC研究)において、サプリメントを摂取していなかった対照群においてのみ、食事からの総フラボノイド、フラボノール類(ケンフェロール、ケルセチン)、カテキン類(カテキン、エピカテキン)の摂取量が多いと、すい臓がんの発症リスクが低減することを示唆した報告がある。・大腸がんのリスクに対しては、効果がないことが示唆されている。●骨・筋肉:調べた文献の中で見当らない。●発育・成長:調べた文献の中で見当らない。●肥満:茶カテキンを関与成分とし、「この緑茶は茶カテキンを豊富に含んでいるので、体脂肪が気になる方に適しています」などの表示が許可された特定保健用食品がある。・日本肥満学会の判定基準で肥満1-2度(BMI25-35kg/m2)の成人226名(20-65歳)(試験群107名)を対象としたランダム化二重盲検並行試験において、539.7mgのカテキンを含んだ飲料を1日1本、12週間摂取させたところ、体重、体脂肪、ウエスト周囲径、ヒップ周囲径が減少したという報告がある(2005254988)。・日本肥満学会基準で普通体重から肥満(1度)に属する健康女性43名(22-53歳)(試験群21名)を対象とした二重盲検比較試験において、アルコール量のみ制限して、茶カテキンを562mg含む飲料を8週間摂取させたところ、BMI≧22.0の8名においてのみ、CT撮影による内臓脂肪面積が減少したという予備的な報告がある(2003038204)。この現象については更なる検証が必要である。・空腹時中性脂肪値120-250mg/dLの高脂血症患者47名(平均年齢42歳)を対象とした二重盲検クロスオーバー試験において、カテキンを215.3mg含む飲料を摂取させ、脂肪負荷試験(市販のバター20gとスライスパン70gを使用)を行ったところ、食後中性脂肪値、レムナント様リポ蛋白コレステロール値(RLP-C)の上昇が抑制されたという報告がある(2005204817)。・健常成人男性12名(平均38.9±2.1歳)を対象としたクロスオーバー試験において、脂肪負荷食(食パン50gとバター30g)と緑茶300mL(カテキン類1.2±0.2g、EGCg 43.4%、EGC 38.7%)を同時摂取させたところ、血漿中性脂肪値とカイロミクロンTG値の増加が抑制されたという報告がある(2004127571)。・BMIが24-30kg/m2の男性43名(30-62歳)(試験群20名)と閉経後女性37名(43-65歳)(試験群19名)の80名を対象とした二重盲検試験において、カテキンを588mg含む飲料を12週間摂取させたところ、体重の低下、脂肪の低減が見られたという報告がある(2003087072)。・健康な成人男性12名(26±2歳)を対象としたcounter-balancedクロスオーバープラセボ比較試験において、EGCG 366±5mgを含む緑茶抽出物を摂取し、翌日に60%最大酸素摂取量(VO2max)の強度で自転車こぎを行ったところ、脂質酸化率の増加、総エネルギー消費量に対する脂質酸化の寄与率の増加が認められたという報告がある。・健康な標準体重の男性15名(23.6±2.7歳)を対象とした二重盲検クロスオーバー無作為化プラセボ比較試験において、カフェイン150mg/日を単独またはカテキン混合物493.8~684.0mg/日と併用摂取させたところ、翌日のRespiratory Chamber 法により評価した座位でのエネルギー消費や脂肪の酸化に影響は認められなかったという報告がある。・過体重および中等度肥満の男女80名(44±2歳、試験群40名)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、4週間の超低エネルギー食による体重減少後に、体重維持のために高タンパク食または適度なタンパク食とともにカテキン(エピガロカテキンガレート)270mgおよびカフェイン150mgを3ヶ月間摂取させたところ、カテキンとカフェインによる相乗効果は認められなかったという報告がある。・過体重および肥満の男女132名(平均48歳、試験群67名)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、カフェイン39mgとカテキン625mgを含む飲料を12週間摂取させたところ、カフェインのみと比較して、運動による腹部脂肪の減少が促進され、循環血中の遊離脂肪酸とトリグリセリド値の改善が認められたという報告がある。●その他:・健常成人42名(22-48歳)を対象とした二重盲検試験において、7日間、歯ブラシおよびその他清掃器具の使用を中止し、茶カテキン1.0%含有含漱剤10mLで1日3回食後に30秒間、洗口させたところ、口臭が抑制されたという報告がある。・45名(15-25歳)を対象に、10日間、歯ブラシおよびその他清掃器具の使用を中止し、茶エキス(カテキン)1.2%含有洗口剤10mLで1日3回食後に20秒間、洗口させたところ、プラーク増加と歯肉炎の抑制傾向が認められたという報告がある(1996066571)。・化学療法を開始した患者13名に、1日に20個の緑茶アイスボール(緑茶3gを約80℃の湯90mLで約60秒間浸出したもの、カテキン0.1g含有)を口腔内に含ませたところ、副作用である口内炎の発症率が低かったという報告がある(2005130107)。・ブドウ球菌MRSA陽性患者51名に、カテキン製剤(市販品)吸入療法を行ったところ、対象期間に除菌できたのは23名、陰性化するのに要したのは平均24日、28日以上継続しても、それ以上の除菌は行えなかったという症例報告がある(2003179188)(2002164860)。・出生体重2,000g以下の低体重児46名(試験群29名)を対象に、カテキン製剤(エピガロカテキンガレート30%、エピガロカテキン21%、エピカテキンガレート9%、エピカテキン7%含有)の0.2-1.0%溶液を用いて皮膚の清拭を行ったところ、前後で皮膚から検出されたグラム陰性桿菌数が減少したという報告がある(1998129785)。・粥食・軟菜食の老人ホーム入居者35名(66-98歳)に、茶カテキンを300mg/日、6週間投与したところ、糞便のpH、水分、アンモニア、硫化物、酸化還元電位が低下したという報告がある(1999179370)。-------------------------------------------インフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶に含まれるカテキンを加工してインフルエンザ治療薬に応用する技術を、大阪大学と横浜市衛生研究所の共同チームが開発した。季節性インフルエンザや鳥インフルエンザで効果が確認された。感染を防ぐ作用もあるため、鼻やのどに噴霧する予防薬への応用も期待できるという。製薬会社と実用化を目指す。 開発に利用したのは、緑茶に多く含まれているエピガロカテキンガレート(EGCG)というカテキンの一種。カテキンは茶の渋み成分で、EGCGがウイルスの働きを抑えるのは以前から知られていた。だが、そのまま飲むと、体内ですぐに分解され、効果がなくなってしまう。 このため、研究チームは、体内での分解、代謝を抑える作用のある脂肪酸と合成することで、EGCGが分解されずに、ウイルスの感染や増殖を抑える技術を開発した。 この加工したEGCGを季節性インフルエンザや鳥インフルエンザのウイルスに混ぜ合わせて、イヌの腎臓細胞にふりかけて感染力を調べた。すると、治療薬タミフルよりも約100倍、感染を抑える効果があった。鶏の有精卵を使った増殖実験でも、何もしない卵12個では中のヒナが70時間で4割、164時間で全数が死亡したが、加工したEGCGを投与した卵12個では全数が生き残った。 作用を調べると、ウイルスが細胞に侵入するのを防いだり、仮に侵入してもウイルスの遺伝子が増殖しないようにしたりしていた。 主任研究者の大阪大学の開発邦宏助教(有機化学)が08年に特許を出願。製薬会社など数社から、治療薬やマスク、スプレーなどを商品化したいとの引き合いが来ており、現在交渉中だ。数年内の実現を目指すという。 開発さんは「緑茶を飲んでも効果はないが、開発した成分は高い効果があった。作用からみれば、新型インフルエンザにも効果が期待できる。茶葉から大量に抽出でき、安価で副作用も少ない」と話す。文責:株式会社ドラッグピュア神戸市北区鈴蘭台北町1丁目6-50120-093-849こちらのページでは、お客様からよくご質問がございます、商品に使われている原料(主に天然素材のもの)につきまして説明をさせていただいております。あくまでも一般情報です。特定の商品の販売を目的とするものではございません。■記載内容よりも、さらに詳しい内容をお知りになりたいお客様は、資料購入(送料込み80円※1)をしていただくか、弊社医薬品管理者または生活習慣病アドバイザーまでお気軽にお電話またはメールにてお問い合わせください。※1:メール便対応となりますので代金引換はご利用できません。フリーダイヤル:0120-093-849メールはこちらからどうぞ♪■ 原料名 あ〜おか〜こさ〜そた〜とな〜のは〜ほま〜もや・ゆ・よ&わら〜ろ参考:神戸免疫技術研究所所有文献(2009.06.01)-------------------------------------------2009年7月31日10時59分asahi.comより抜粋(朝日新聞7月31日朝刊1面に記載)

販売店:ドラッグピュア楽天市場店

¥80 送料別
???
このジャンルのトップへ戻る