【原料説明】う:ウコン【ドラッグピュア】

【原料説明】う:ウコン【ドラッグピュア】 ■名称ウコン [英]Turmeric [学名]Curcuma longa L. ショウガ科[ウコン属] ■概要ウコンは、平安時代中期に中国から渡来したショウガ科の植物で、インド、中国、インドネシアおよび他の熱帯の国々で広く栽培されている。一般にウコンという名称がつくものには、ハルウコン(Curcuma aromatica)、アキウコン(Curcuma longa)、ムラサキウコン(Curcuma zedoaria)、ジャワウコン(Curcuma xanthorrhiza)があるが、正式な和名のウコンは香辛料として用いられるアキウコン(Curcuma longa)をさす。ここに記載した内容はアキウコンについての情報である。含有成分の1つ、クルクミンについてはこちらの【原料説明】クルクミンを参照。アキウコンは、俗に「肝臓の機能を高める」といわれ、消化不良に対しては一部にヒトでの有効性が示唆されているが、信頼できるデータは十分ではない。ドイツのコミッションE(ドイツの薬用植物の評価委員会)は、アキウコンの消化機能不全への使用を承認している。安全性については、通常食事中に含まれる量の摂取であれば、おそらく安全と思われるが、過剰または長期摂取では消化管障害を起こすことがある。アキウコンは胃潰瘍または胃酸過多、胆道閉鎖症の人には禁忌とされ、胆石の人は医師に相談する必要がある。 ■法規・制度根茎は「非医薬品」に区分される。GRAS(一般的に安全と見なされた物質)認定。「既存添加物」ウコン色素(クルクミン)は着色料。ウコン粉は香辛料、着香料。■成分の特性・品質◆主な成分・性質黄色色素のクルクミノイド類(主にクルクミン(curcumin)、デメトキシクルクミン(demethxycurcumin)、ビスデメトキシクルクミン(bis-demethoxycurcumin))が3-6%含まれる。精油(3-5%)には、ターメロン(turmerone)、セスキテルペン類などが含まれる。この他、デンプン、カリウム、ビタミンC、カロテンを含む。■有効性◆ヒトでの評価●循環器・呼吸器:調べた文献の中で見当らない。●消化系・肝臓:・消化不良の患者116名を対象とした多施設無作為化二重盲検試験において、ウコン(Curcuma domestica Val.)製剤4カプセル/日、7日間摂取したところ症状の改善が見られた。・消化機能不全への使用がコミッションE(ドイツの薬用植物の評価委員会)で承認されている。ウコンの摂取量は、コミッションEの承認ハーブ(医薬品)では平均1.5-3 g/日、別の文献(59)では1.5-3.0 g/日(お茶として4.5-9.0 g/日)とされている。●糖尿病・内分泌:・健常成人11名(21-38歳)を対象とした、無作為化クロスオーバー比較試験において、シナモン3.0g/日もしくはウコン2.8g/日を4週間、サプリメントとして摂取させたところ、空腹時血糖値、血中脂質濃度に変化は認められなかったという報告がある。●生殖・泌尿器:・閉経前の女性30名(試験群15名、21-45歳、平均34.7歳)を対象とした二重盲検無作為化プラセボ比較試験において、ウコン100mg、チョウセンアザミ100mg、ローズマリー100mg、オオアザミ100mg、セイヨウタンポポ100mg、チョウセンゴミシ50mgを含有するカプセルを4カプセル×2回/日、4月経周期間摂取させたところ、卵胞期初期のデヒドロアンドロステロンが低下したが、他の性ホルモンに影響は認められなかったという報告がある。●脳・神経・感覚器:調べた文献の中で見当らない。●免疫・がん・炎症:・・他の化学療法に対して難治性である直腸結腸がん患者15名を対象とした臨床試験において、440-2,200mg/日のウコンエキスを4ヶ月摂取させたところ、白血球のDNA付加物(細胞の突然変異などの指標)に影響を与えなかったいう予備的な知見がある。●骨・筋肉:調べた文献の中で見当らない。●発育・成長:調べた文献の中で見当らない。●肥満:調べた文献の中で見当らない。■参考情報◆試験管内・動物他での評価:・強心作用、抗出血作用、LDLコレステロールの酸化抑制作用があるとされる。・クルクミンはラットにおいて抗浮腫作用を示すと報告されている。・経口投与で抗脂血症作用がある。・健胃効果がある。・ウコン末は局所作用により胃液分泌を高め、胃粘膜を保護する。・肝臓における脂質過酸化を抑制する。・利尿作用がある。・胆嚢運動促進作用と明らかな抗炎症作用が示唆されている。・アキウコンから抽出したクルクミンが実験的な動脈硬化を発症するウサギにおいて、LDLの酸化を抑制し血漿のコレステロール低下作用を示した。・アキウコンの抽出物はウサギにおいて酸化ストレスと動脈内膜の脂肪線条の形成を抑制した。・クルクミンはラットにおいて四塩化炭素による肝障害を抑制した。・クルクミンの胆汁排泄促進活性は実験的に多数報告されている。・麻酔したイヌにウコンを投与し利胆作用を調べたところ、胆汁排出増加が見られたが、その作用は弱いものであった。・クルクミン脂溶成分はラットにおいて抗炎症作用、抗関節炎作用を有することが証明されている。・ウコン水浸剤(1:3)は試験管内で、各種皮膚真菌に対し抑菌作用が見られた。試験管内で抗菌、抗カビ作用がある。・エキスがチャイニーズハムスターのダツロリンパ腺腫細胞に対する抗がん作用を有する。・クルクミンは局所適用により皮膚腫瘍抑制作用がある。・エキスは抗酸化、突然変異抑制作用がある。■安全性・食物中に通常含まれる量であればおそらく安全と思われる。しかし、それ以上の量の摂取については信頼できるデータが充分でない。・過剰に長期間摂取すると、消化管障害あるいは消化管の不調が起きることがある。・アキウコン(C.longa)は胃潰瘍または胃酸過多には使用してはならない。・胆道閉鎖症の人には禁忌。胆石の人は医師に相談してからのみ使用可である。・ウコンの成分であるクルクミンは、第61回JECFA(2003.6)において添加物としての再評価がなされ、ADIは0-3 mg/kgbwとされた。 文責:株式会社ドラッグピュア神戸市北区鈴蘭台北町1丁目6-50120-093-849こちらのページでは、お客様からよくご質問がございます、商品に使われている原料(主に天然素材のもの)につきまして説明をさせていただいております。あくまでも一般情報です。特定の商品の販売を目的とするものではございません。■記載内容よりも、さらに詳しい内容をお知りになりたいお客様は、資料購入(送料込み80円※1)をしていただくか、弊社医薬品管理者または生活習慣病アドバイザーまでお気軽にお電話またはメールにてお問い合わせください。※1:メール便対応となりますので代金引換はご利用できません。フリーダイヤル:0120-093-849メールはこちらからどうぞ♪■ 原料名 あ〜おか〜こさ〜そた〜とな〜のは〜ほま〜もや・ゆ・よ&わら〜ろ参考:神戸免疫技術研究所所有文献(2009.05.15)

販売店:ドラッグピュア楽天市場店

¥80 送料別
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