玉ねぎの皮をむきながら [ ギュンター・グラス ]【送料無料】

玉ねぎの皮をむきながら [ ギュンター・グラス ]【送料無料】 ギュンター・グラス 依岡隆児 集英社発行年月:2008年05月 予約締切日:2008年05月13日 ページ数:463p サイズ:単行本 ISBN:9784087734591 グラス,ギュンター(Grass,G¨unter)現代ドイツ最大の作家。1927年、港町ダンツィヒに生まれる。第二次大戦中、最年少兵士として召集され、戦闘に参加して負傷、米軍の捕虜となる。この体験が後に作家としての核となる。『ブリキの太鼓』『猫と鼠』『犬の年』の“ダンツィヒ三部作”で地位を確立。その後も『鈴蛙の呼び声』『蟹の横歩き』など問題作を次々に発表。’99年にノーベル文学賞受賞依岡隆児(ヨリオカリュウジ)1961年高知県生まれ。徳島大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 皮の下からまた皮が/カプセルにしまいこまれたもの/彼は「ワタシタチハソンナコトハシマセン」という名だった/私はいかにして恐怖を学んだか/お客たちとテーブルを囲んで/地上と坑内/第三の飢え/私はいかにしてタバコを吸うようになったのか/ベルリンの空気/音もなく癌が進行するあいだに/結婚式に贈られたもの ノーベル文学賞作家のグラスが、本書で17歳の時にナチスの武装親衛隊員だったことを告白した。ナチス社会を容赦なく批判し、「ドイツの良心の番人」とも言われたグラスのこの告白は国内外に大きな衝撃を与え、ノーベル賞返上の声まで出た。本国ではまたたく間に大ベストセラーとなり、世界中で翻訳が刊行された。この告白だけが取り沙汰されているが、本書は自己の歩みを年代記的に追った個人史であり、ドイツを中心とするヨーロッパ史、世界史が織り交ぜられた一級の文学でもある。創作活動の舞台裏などのエピソードも惜しげなく盛り込まれ、その絶妙な語り口で読者の心を強く揺さぶる自伝の傑作であり、戦争体験者の貴重な実話として歴史的価値も高い。グラス・ファンの必読書であり、多くの新しい読者をも魅了する一冊である。玉ねぎの皮を一枚一枚むくように、グラスの全貌が明らかになる。 本 人文・思想・社会 ノンフィクション ノンフィクション(外国) 人文・思想・社会 文学 その他

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