戦争と平和の問題を考える ユーゴ空爆からアジア外交まで/新原昭治【RCPmara1207】 【マラソン201207_趣味】

戦争と平和の問題を考える ユーゴ空爆からアジア外交まで/新原昭治【RCPmara1207】 【マラソン201207_趣味】 著者新原昭治(著)出版社新日本出版社発行年月2000年03月ISBN9784406027168ページ数159P内容紹介約十年ほど前、東欧のいわゆる「社会主義」体制が崩壊し、ソ連も解体したことから、「冷戦は終結」し、世界は平和に向かうだろうという見方が、ひろく流されました。しかし、そうなりませんでした。このおよそ十年間の世界の動向の特徴をふりかえると、非常に目立つのが、アメリカの干渉主義・覇権主義の動きです。それはこのところ、世界の平和や各国の主権への脅威をつくりだす重大な源になっています。他方で、世界の動きをみていると、アメリカの覇権主義を中心とした干渉主義の流れにくみせず、国の自主性を重んじ、真剣に平和をめざす国際的な流れが大きくひろがり育ってきていることも確認することができます。この二つの流れの対立と交錯のさなかにあって、日本外交はどちらを向いてすすむべきか—いま、それがきびしく、かつ鋭く問われているのです。日本外交の今後のゆくえは、日本の国民の選択にかかわる問題であり、私たち国民一人ひとりに課せられた責任も重いものがあります。本書は、いまのこうした世界の特徴を、最近の国際的事件をつうじて概観し、これを二十世紀の歴史のあゆみのなかで位置づけるとともに、二十一世紀へ向けての世界の流れのなかでの日本外交のあり方を、読者のみなさんとともに考え合おうとするものです。

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