日本の童貞 [ 渋谷知美 ]【送料無料】

日本の童貞 [ 渋谷知美 ]【送料無料】 文春新書 渋谷知美 文藝春秋発行年月:2003年05月20日 予約締切日:2003年05月13日 ページ数:269p サイズ:新書 ISBN:9784166603169 渋谷知美(シブヤトモミ)1972年大阪市生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学(教育社会学専攻)。現在、早稲田大学教育学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 「新妻にささげる贈り物」としての童貞ー一九二〇年代の学生たち/第2章 童貞のススメー男の性の問題化と医療化/第3章 貞操の男女平等の暗面ー「花柳病男子拒婚同盟」への反応/第4章 女の童貞、男の童貞ー「童貞」という言葉の変遷/第5章 「恥ずかしいもの」としての童貞ー戦後の雑誌言説/第6章 シロウト童貞というカテゴリーー「恋愛の自由市場」の一側面/第7章 「やらはた」の誕生ー童貞喪失年齢の規範化/第8章 マザコン・包茎・インポー童貞の病理化/第9章 「童貞は見てわかる」ー童貞の可視化/第10章 童貞の復権? 女性からは「オタクっぽい」「不潔」と蔑まれ、医学者からは「包茎だから」「パーソナリティが未発達」と病人扱い。初体験を済ませたら一刻も早く忘れ去りたい、そして未経験なら隠していたいーだが、そんな「童貞」も一九二〇年代にはカッコいいと思われていた。戦前から戦後にかけての童貞にまつわるイメージの変遷のなかに、恋愛とセックスが強固に結びつき、男が女によって値踏みされるようになった日本社会の、性観念の変化を読みとる。 本 人文・思想・社会 社会 女性・家庭問題 美容・暮らし・健康・料理 恋愛 性

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