【古梅園】古墨 畝墨(ひびあり)(固形墨)

【古梅園】古墨 畝墨(ひびあり)(固形墨) 約32×131×13mm幕末〜明治の墨 四百年以上続く奈良墨の老舗「古梅園」 −製墨の老舗「古梅園」− 古梅園は天正5年(1577年)から続く「奈良墨」の製造会社です。 創業、四百年を越える歴史をもち、数多くの文人墨客に愛されています。 かの文豪・夏目漱石も”墨の香や 奈良の都の 古梅園”と詠んでいます。 −銘墨「奈良墨」− 「墨」という名は「染み」からなまり伝えられたものといわれています。 我が国へは推古天皇の18年(西暦610年)高句麗の僧、曇徴が製墨法を伝えたといわれ、奈良墨は応永七年(西暦1400年)奈良興福寺で造られたのが初めで、元文4年(西暦1739年)古梅園六世 松井元泰が長崎で清人と製墨法を交流して、大いに教えられ、より一層品質のよい名墨を造るようになりました。 −伝統の「油煙墨」− 墨には、菜種、胡麻、桐の油を燃やして採った煤から製する「油煙墨」、松脂(まつやに)を燃やしての「松煙墨」があり、最近は鉱物の煤から製する墨もあります。 なかでも「油煙墨」は、粒子が細かく、黒さが深く、光沢の強い良質の墨です。油煙墨は室町期に興福寺のニ諦坊で、持仏堂の灯明の煤が天井にたまっているのを掻き集め、これをニカワとまぜてつくったのがはじまりです。 古梅園では、代々継承した秘伝によって、上質の油煙墨を守りつづけています。

販売店:Art & Craft FAN

¥168,000 送料別
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