【残りわずか!!】雄勝石 銘々字皿(オウギ)

【残りわずか!!】雄勝石 銘々字皿(オウギ) 寸法(約)/145×95×5mm※耐熱温度-60℃から80℃まで電子レンジ、直火不可 経済産業大臣指定伝統的工芸品「雄勝硯」の原石である雄勝石の石皿です。 自然素材を使用し手作業により、食品衛生上安全な仕上げがされており、強い皮膜でコーティングされているので擦れ跡が付いた際は柔らかな布等で拭き取ると擦れ跡が拭き取れます。 −雄勝石について− 雄勝硯の原石となっています雄勝石は、地質学的には北上山系登米層古生代上部二畳紀(2・3億年前)に属する黒色硬質粘板岩で光沢・粒子の均質さが優れその特性は純黒色で圧縮・曲げに強く給水率が低く、化学的作用や永い年月にも変質しない性質を持っています。また石肌の自然模様はいつまでも見飽きることのない優雅さがあり、柔らかな黒髪を想わせる女性美を持っています。−雄勝硯について−硯は、昔から「文房第一の具にして四友(硯・筆・墨・紙)の一なり。」といわれていますが、雄勝硯の歴史も大変古く、口伝によりますと約600年前の室町時代の頃といわれています。現存する古文書としては、伊達藩お抱えの硯師としての奥田家の家系図があります。その中に元和年間(1615〜1624)に藩祖伊達政宗公が遠島(現・牡鹿半島)へ鹿狩りの折り、硯二面を献上したところ、いたく賞賛、褒美を賜ったとあります。また二代忠宗公もやはり鹿狩りの折り、その巧みな技に感服し、硯師を伊達藩お抱えとされ、その硯材を産する山を「お留山」と称し一般の採石を許さなかったといわれております。さらに伊達藩の儒学者の田辺希文が明和年間(1764〜1772)に藩主の命によって撰した「封内風土記(ほうないふうどき)」によれば「雄勝浜。戸口凡九十五。有ニ市店一而駅也。比地産ニ硯石一。頗雅物也。」とあり、当時すでに雅物としての硯が産出され銘硯として名が広まっていたことが明らかです。このように雄勝硯は応永の昔より名硯として賞美され、以来600年の歴史と伝統を誇り、営々として命脈を保ち続け、依然昔ながらの手作りの製法により、硯工人の腕ひとつ、呼吸ひとつで、丹念に彫り上げられています。まさに600年の伝統と技が生きる雄勝硯は、宮城県のみならず、我が国誇る伝統的工芸品の一つとして昭和60年5月に通商産業大臣より国の伝統的工芸品の指定を受けました。

販売店:Art & Craft FAN

¥1,500 送料別
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