天領 純米大吟醸「渡邉勇」 720ml名人渡邉勇杜氏の名作 

天領 純米大吟醸「渡邉勇」 720ml名人渡邉勇杜氏の名作  あの名人渡邉勇杜氏は平成20年酒造年度の造りを最後に引退されました。以前は越後杜氏だけの新潟県自醸造清酒品評会で第1位を受賞し、一気に他所の蔵からのスカウト合戦が繰り広げられたこともありましたが、そこは義理を重んじる昔ながらの職人さんです。最後まで天領酒造で杜氏としての仕事を全うされました。それほどの杜氏の名を冠したお酒がようやく誕生しました。当店に平成十九年酒造年度の純米大吟醸山田錦40%のお酒が少しだけあるんだけど欲しいですかと、天領酒造営業の田口さんがサンプルを持って来店されました。ラベルはとってもシンプルに真ん中に天領の文字で、申し訳なさそうに越後杜氏渡邉勇の文字がありました。肩張りには平成十九年醸造とだけ書かれています。ちょっとこのお酒にそのラベルはないでしょう!もうちょっと凄そうなラベルにならないのと言うことでその日は終わったんです。その後、あのお酒はいつ入荷するの?って聞くと、マルアさんがラベルを何とかしてと言うから止まっていますと言う返事です。え゛〜〜 それじゃあその申し訳なさそうに書かれていた「渡邉勇」と言うお酒にして欲しいよ〜〜って答えたら、すぐに作っていただけました。それがこのラベルです。この平成19年度というのは天領酒造が金賞を受賞した年です。その金賞受賞酒はもはや完売してしまい入手は殆んど困難な状態にあります。その同じ年に精米40%と言うまったくの大吟醸で、尚且つ純米酒が蔵に残っていたと言うのもちょっと驚きなのですが、せっかくの純米酒なのでちゃんとした熟成をしてくれていたのが今回のお酒です。正に杜氏の名を冠するにふさわしいお酒になっています。さすがに熟成によって大吟醸らしい華やかな香りは落ち着いてきていますが、でも見事に嘘(後で付けた様な香り)のないレンゲを思わせる和の花のイメージがあります。ちょっと温度が上がるとリンゴも出現します。そしてなんと言っても口に含んだときの感動です。トロンツルンと舌の上を通り過ぎていくのは、まさしく3年熟成が成せる酒の熟成感です。このお酒が出品酒のようなアル添酒ではないことを物語る素直なふくよかさはちょっとすごい感覚です。この滑らかさとふくよかさで甘口に感じられるかもしれませんが、後口に甘みは殆んど残りません。限定本数しか入荷していませんので、売り切れたらこのページもなくなってしまいます。アルコール分 15%以上16%未満精米歩合 山田錦 40%日本酒度 +3酸度 1.1アミノ酸度 1.2内容量720mlご注意開封後はお早めにお飲みください。保存方法常温保存原材料米、米麹製造元天領酒造瓶詰め年H19

販売店:酒専 綾吉

¥2,500 送料別
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