越前岬純米大吟醸720mlひとつ火・瓶貯蔵

越前岬純米大吟醸720mlひとつ火・瓶貯蔵 通常のタンク貯蔵ではなく、搾って間もなく瓶詰めし、その旨さや香りを封じ込め1年間低温庫した瓶貯蔵酒で、火入れは、瓶詰め時の1回のみの「ひとつ火」仕立てで、「越前岬大吟醸」に比べると、香りは控えめですが、米の旨みがしっかり感じられ、食事にも合わせやすい味吟醸です「ひとつ火」で「瓶貯蔵」の長所とは?田辺さんの若旦那さんにお聞きしました「火入れ」というのは酒の熱殺菌の事です。通常の菌は酒の持つ十数パーセントのアルコールによって繁殖できないのですが、一匹だけアルコール好きの飲ん兵衛菌がいます。それが「火落ち菌」です。これがはびこると酒は、白く濁り酸が増し、とてもいやな臭いがして大変です。ただ熱には弱く60度以上で3分間加熱すると死んでしまいます 通常出荷するお酒は、【1】冬搾ってからタンクに貯蔵する際に一度目の「火入れ」を行います。【2】そのまま秋口までタンクで熟成【3】秋口以降にアルコール度数を調整して瓶詰め。その際に二度目の火入れ(原酒18度〜19度くらいまででタンク貯蔵しているので、水を加えてアルコールを15度前後に調節します)したがって、「生酒」とか「生貯蔵酒」といったものは別として、通常お客様に届くお酒は2度の火入れ殺菌をしているのです。これによって、生酒に比べて長く美味しさを持続することが出来ます。「搾りたてのお酒って美味しい!」とおっしゃるお客様も多いですよね。お酒は、搾った後も酵素がまだ生きています。しぼりたての風味っていうのは、その酵素が生きているからこそなのかも知れません。 しかし「火入れ」するとそれは無くなりますが「火落ち菌」が発生してしまうと、味が変わってしまいます。そこで、今回の大吟醸ですが、【1】の工程と【3】の工程を同時に行いました。タンクに貯蔵するのでは無く、先に瓶詰めて火入れし、瓶に詰めた状態で低温の大型冷蔵庫に1年以上寝かせたお酒です。したがって「火入れ」は1回です。お客様の手元に届くまでそのお酒は一度も空気に触れる事がないので、香りも風味も抜けません。「火入れ」しているので、「火落ち菌」の心配もありません。本来なら、「火入れ」は一回で良いのかもしれません(僕の考えです)田辺酒造若旦那さん談-----------------------------------------アルコール度・16.3度/ 日本酒度+4/ 酸度・1.4/精米歩合・麹米…40%/掛米…50%原料米品種 麹米…兵庫県産山田錦(使用割合21%)掛米…福井県産五百万石(使用割合79%)福井県-----------------------------------------田辺さんの全商品はこちらから田辺純米大吟醸1800mlはこちらから

販売店:中村屋初依酒店

¥2,730 送料別
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