春鹿 花酵母使用 奈良八重桜300ml

春鹿 花酵母使用 奈良八重桜300ml 春鹿 花酵母使用  奈良八重桜300ml このお酒は、コハク酸(貝類に含まれるうま味物質)、リンゴ酸(爽快感のある酸味)が多く含まれ「ほのかな甘味と奥深い旨みを感じ、上品でセンス良くまとまっている爽やかな清酒」と評価されています。「奈良の八重桜」はれっきとした八重桜の一品種であり「奈良に植わっている八重桜」の 総称ではありません。 奈良を代表する花として、奈良県花、奈良市章・市花、奈良女子大学の学章として用いられています。 開花時期は5月初旬で、蕾の頃は濃い紅色を、開花すると白に近い淡い紅色、 そして散り際に花びらがまた紅色を深め、可憐で葉の陰に隠れる様にひそやかに咲きます。 非常にデリケートで育てにくいため、奈良県下でも数える程しか現存していません。 平安時代中期の女流歌人 伊勢大輔が詠んだ和歌「いにしへの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほひぬるかな」に一条天皇の中宮・彰子が 「九重に にほうをみれば桜狩 重ねてきたる春かとぞ思ふ」と返した歌は、 ともに今日においても色あせず美しく心に響きます。 仏教説話集『沙石集(1283)』には、中宮・彰子が興福寺東円堂そばの桜を気に入り、 中宮に移植を命じたが、名桜の移植を嘆いた堂衆たちが「命にかけてもその桜、京へは運ばせぬ」と 荷車を止めたと書かれています。 古歌に詠まれ、書物、図録にも残されている八重桜ですが、大正11年の春、東大寺知足院を 訪れた三好学博士によって、その腫が見出され、翌年3月7日に「知足院奈良八重桜」として国の天然記念物に指定されました。 「ナラノヤエザクラ酵母」は、奈良の八重桜から分離に成功した“清酒酵母”の 特許微生物寄託センターへの申請名称です。 自然酵母には他の菌株に対してキラー特性を示すキラー酵母が知られていますが、 協会酵母(7,701,901号)に対して、キラー特性を示さず、醸造現場で使いやすい菌株です。 現在多くの清酒酵母は、明治37年に設立された醸造試験所より頒布されている「協会酵母」が主流を 占めています。 これは、微生物の中の酵母から、アルコール生成能力があり、酒蔵で他の酵母と敵対せず、 何世代にもわたり形態を変えない安定性を持ち、しかも『旨い』味を造り出す清酒酵母を 分離することは天文学的な確率(※)であるとさえ言われているからです。 【※】200万分の1以下とも言われています。 「奈良八重桜PJ(プロジェクト)」は、国立大学法人奈良女子大学の創立百周年記念日(2009年5月1日)に華を添えようと、同大学で2006年初夏に小さく芽吹いたプロジェクトです。 学章に使われ、ほとんどの桜が散った5月初旬に学内に可憐に咲く【奈良の八重桜(ナラノヤエザクラ)】から清酒酵母(Saccharomyces cerevisiae)を分離・培養しようという『夢』。 2006年は花期が終わっていたことから真っ赤な実より、2007年は大学構内の同花よりの採種を 試みますが、いずれも分離できませんでした。 2008年には理学部生物学科の学生、奈良県工業技術センター研究員が加わり、採種場所を 学内だけではなく奈良公園にまで広げます。 この年、1株だけ分離された清酒酵母は、酒蔵での醸造適合性も良く、酸味と甘味のバランスが 絶妙な爽やかな清酒を創り出しました。 清酒名は『奈良の八重桜』。  この桜からは、清酒用酵母だけでなく、パン製造や小麦ビール醸造に使用される Torulaspora delbrueckii 系の酵母もまた分離されており、さらに夢がふくらみます。 ラベル中央に書かれた『奈良の八重桜』の文字は、興福寺の多川俊映・貫首に書いて頂きました。   蔵元HPより・・・    このお酒は、国立大学法人奈良女子大学の    創立百周年記念日(2009年5月1日)に華を添えようと、    同大学で2006年初夏に小さく芽吹いたプロジェクトから生まれました。    学章に使われ、奈良の県花でもある『奈良の八重桜』から清酒酵母を    分離・培養しようという≪夢≫でした。    そもそも、「奈良の八重桜」はれっきとした八重桜の一品種で、    「奈良に植わっている八重桜」の総称ではありません。    また、この桜は希少種で、現在奈良県内10数本しかない桜なのです。    2006年、2007年は同大学構内の花より採取を試みますが、いずれも    分離出来ませんでした。2008年には理学部生物学科の学生さんや、    奈良県工業技術センター研究員さんが加わり、採取場所を    構内から奈良公園まで広げます。    そしてついに、野生の花びらから清酒酵母を分離することに    成功したのです。その確率は200万分の1(宝くじに当たる程の確率)    とも言われる程、奇跡的なものでした。    その後、お酒仕込みは春鹿で、パッケージデザインやしおりの作成は    奈良女子大学さんで、とお酒造りと企画が並行して進み、    いよいよ商品の発売の日が近づいて参りました。    まさに、業界初の酵母!未だかつてどこの酒蔵も    使用したことのない≪新しい酵母≫を使用して醸されたお酒が    出来上がったのです!    パッケージデザインは、同女子大生作成です。    綺麗で上品な仕上がりになっております。    また、『奈良の八重桜』の文字は、興福寺 多川俊映 貫首に    お願いし、書いて頂きました。      ■酒質■      ==================================================       ●容量      300ml       ●日本酒度    −28       ●アルコール度  14.0〜14.9%       ●使用原料米   五百万石(酒造好適米)       ●精米歩合    58%      ==================================================    <☆奈良の八重桜まとめ☆>━━━━━━━━━━━━━━━┓     ┃ ★奈良八重桜は、奈良の県花です。         ┃     ┃ ★奈良市の市花であり、市章のモチーフでもあります。┃     ┃ ★奈良女子大学 学章のモチーフです。       ┃     ┃ ★開花は4月下旬〜5月で遅咲きです。        ┃     ┃ ★東大寺 知足院の木は国の天然記念物に指定。   ┃     ┃ ★希少種で、現在奈良県内10数本しかございません。 ┃     ┃ ★蕾は紅色、花びらを開くと淡いピンク色、     ┃     ┃   散り際に再び紅色に咲きます。         ┃     ┃ ★野生の花びらから酵母を分離。採取出来る確率は  ┃     ┃   およそ200万分の1(宝くじに当たる程の確率)です。┃     ┃ ★『奈良の八重桜』の文字は、興福寺多川俊映 貫首に┃     ┃   書いて頂きました。              ┃     ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛     発売は、奈良女子大学創立100周年記念日 5月1日からです。

販売店:西の京地酒処きとら

¥735 送料別
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