パラダイス・リッジロシアン・リヴァー・ヴァレーナガサワ・ヴィンヤード シャルドネ [2009]

パラダイス・リッジロシアン・リヴァー・ヴァレーナガサワ・ヴィンヤード シャルドネ [2009] 時代を超えて甦る、日本人が米ワイン界に刻んだ偉大な足跡PARADISE RIDGERUSSIAN RIVER VALLEYNAGASAWA VINEYARDCHARDONNAY 2009長澤鼎が残した土地に広がる自社畑から作られる。カリフォルニアの豊かな陽光と温暖で乾燥した地中海性気候が生み出す凝縮感と、ロシアンリヴァー・ヴァレーの冷涼な局地気候から生まれる、豊かな酸のバランスが特筆すべき点。一部新樽も含んだフレンチオークを使用し、樽のニュアンスが上品にくどくない程度に付与されている。生産量は年産わずか295ケース。以下、筆者のテイスティングコメント。香りは黄色い完熟した果実のアロマと、バニラ、軽いトーストのニュアンス。滋味のようにジワっと広がる味わいの中に、僅かに硬質なミネラル感が感じられ、これが長澤鼎が残した畑の個性なのかと思うと感慨深いものがあります。樽の風味も適度で、後味もほど良く、良くまとまったワイン。※写真下が長澤鼎氏。国・産地アメリカ/カリフォルニア/ソノマ・コースト/ロシアン・リヴァー・ヴァレー格付けAVA品種シャルドネ 容量 750ml 実店舗と在庫を共有している為ご注文を頂いても商品をご用意出来ない場合がございます。以下、インポーター資料より。最も数奇な運命を生きた明治の日本人が残したソノマのヴィンヤード。PARADISE RIDGE パラダイス・リッジ長澤鼎(ながさわ かなえ)は1800年代中期、幕末の薩摩藩から12歳の若さでイギリスに留学した。仲間達が次々に帰国する中、カリフォルニアに渡りその後ソノマにワイナリーを設立、日系人に対する様々な差別や禁酒法などの苦難に耐え商業的な大成功を収めた彼はやがて「カリフォルニアのワイン王」と呼ばれ、州内の10大ワイナリーに名を連ねるに至った。米国内のコンクールで入賞するなどさらにその知名度を高めた"NAGASAWA"のワインは、当時最も重要なワイン市場であったイギリスに最初に輸出された名誉ある1本となった。ソノマのサンタローザ市は現在のワイン産業に大きな影響を与えたこれらの偉業に敬意を表し、長澤が残したワイナリー跡地をNagasawa Community Parkとして今に残している。(鹿児島県内にも同様の施設を作る計画がある。)またそのワイン作りは現在パラダイスリッジワイナリーがその一部を継承し、長澤の名を冠した小さな畑から年間300ケース弱のシャルドネを作り出している。このサムライストーリーは永らく無名であったが、1983年レーガン大統領が来日の際の公式スピーチで長澤の多大なる功績を取り上げた事をきっかけに、50年の時を経て多くの日本人の知るところとなった。ソノマ生まれの布袋ワインズ社長ビル・キャンベルは、幼い頃から長澤ゆかりの地周辺で育ち、その敷地内で遊んだ。現在ワインビジネスを手掛けていることから「縁」を感じ、この素晴らしい『伝統」をさらに日本に広めるべく、"Nagasawa Vineyard"をリリースすることとなった。

販売店:信濃屋

¥4,800 送料別
???
このジャンルのトップへ戻る