レーヴェンズウッド ジンファンデル "オールド・ヒル" ソノマヴァレー [2007]≪旧定価9,000円→5,180円の【42%OFF】プライスダウン!≫●[WE95点] 

レーヴェンズウッド ジンファンデル "オールド・ヒル" ソノマヴァレー [2007]≪旧定価9,000円→5,180円の【42%OFF】プライスダウン!≫●[WE95点]  ■324本完売! 12本追加いたしました(当年最終在庫です)■ワインエンシュージアスト誌95ポイント(ワイナリ歴代1位)■コノイシュアーズ・ガイド96ポイント【USR】【ZIN】●ワイナリー$60でなぜこの価格…仰天プライス!レイヴェンズにより最上位に格付けされるライン「ヴィンヤード・デジグネイツ」にはさらに10作品ぼどが存在します。その頂点に立つボトルこそが、今作 『オールド・ヒル』。最も重要性の高い、レーヴンズ旗艦キュヴェであり、しかもその最高傑作の1つが今作'07です。◎ワイナリー歴代No.1スコア獲得(2010.3.1)2010年3月、米4大誌の1つワインエンシュージアスト誌にて、2007年のオールド・ヒルは【WE95点】を獲得。ワイナリ最高傑作であると同時に、同誌3,275本における過去全歴代ジンファンデルの【史上3位】という大変なスコアを記録。前年'06の【W&S95点】(同誌歴代ジン1,904本の史上4位)に続き、2年連続で歴史に名を刻みました。▼オールド・ヒル・ランチ(Old Hill Ranch) 〜それはソノマ・ジンファンデル史のストーリー・テラーここでワインではなく、畑としてのオールド・ヒルをご紹介致しましょう。この畑はまさにソノマにおけるジンファンデルの歴史 "そのもの" であり、知ればさらに今作が興味深いワインであることが判ります。ナパ、ロダイ、パソらと並ぶジンの銘醸地ソノマは、ドライ・クリークやアレキサンダー・ヴァレー、RRVなどのジン栽培に適した最上エリアを複数抱えます(WA誌のマルティネリ、WE誌のハートフォード、WS誌のカーライル、W&S誌のダッシュと米4大誌歴代No.1ジンは全てソノマから:2010.11現在)。そしてもう1つ、忘れてはならないジン注目のソノマA.V.A.に「ソノマ・ヴァレー」があります。ある文献によれば、そんなソノマにおいて初めて誕生した最古のジンファンデル・ワインは、ウィリアム・マクファーソン・ヒルという人物により1862年に造られたものがそれにあたるそうで、ウィリアム氏が1851年に畑を開墾した場所こそがソノマ・ヴァレーでした。1855年には、ウィリアム氏はソノマ・ヴァレー最大の畑の持ち主であったそうで、既にその当時にはジンファンデルが植えられていたとされています。しかしこのソノマ・ジンの開祖も寄る年波には勝てず、亡くなる8年前にあたる1889年、プロパティーの大半を売却してしまうことになります。ただし自らの畑の中でも最上の160エーカー、「2つの区画」だけは手元に残し、息子に譲ることとしました。その2つの区画の一方、100エーカーほどのパーセルが、ケンウッドの旗艦品としても知られる 『ジャック・ロンドン』(1903年にウィリアム氏の息子からジャック・ロンドンに売却)。そして残りの60エーカー、もう1区画こそが、この 『オールド・ヒル・ランチ』(右画像)なのです。オールド・ヒル・ランチはウィリアム氏の息子により1940年までは保たれますが、彼の死後は廃墟と化し、以降40年もの間、長き眠りに着くこととなるのです……………。そして1981年、時は再び動きはじめます。200種類以上の花々、樹木、フルーツ、ハーブ、野菜などを栽培する総合オーガニック農園 『オーク・ヒル・ファーム』 の設立者であったオット・テラー(Otto Teller:左画像)は、現在のように "自然派" が「流行」や「広告塔」としてもてはやされる以前からそれを自らの使命と感じ、オーガニック栽培に50年以上も取り組み続けてきました。1998年に90歳の天寿を全うするまで自然を愛し続けた彼は、農園を運営するのみならず、アウトドアやテクノロジー関連など、大小様々の団体に寄付や出資を行い、さらに自身も広大な土地を購入しては手を付けずに保全地区とするなど、信念と善意、そして行動力を併せ持った「かなり型破りな」環境保護主義者でありました。彼の人生をなぞるだけで、ブ厚い伝記が1冊書けることと思います。そんなオット氏の「人生第何章」に当たるのかはわかりませんが、しかし確かに刻まれる重要な出来事の1つに、『オールド・ヒル・ランチ・ヴィンヤード』 の購入と、そしてレーヴェンズのジョエル・ピーターソン氏との出会いがありました。1981年にオット氏が購入した当時、畑は荒れ放題。樹齢100年を越える貴重な葡萄樹が植わっていながら、その宝の上を有毒オークやブラックベリー、さらには壊れたバスタブなどのゴミが覆っているという惨憺たる状況でした。栽培コンサルタントはオット氏に、いちど臭化メチルで燻蒸消毒をしたほうが良いとアドバイスをしましたが、オット氏はそれを良しとせず、代わりにゴミと余計な植物をすべて手作業で一つ一つ取り除き、昆布を用いて葡萄樹の成長を促し、害虫除去には薬でなくテントウムシとカマキリをあて、化学に一切頼ることなく見事に畑を蘇らせました。ウィリアム・マクファーソン・ヒルにより1851年に設立され、彼の死後、60エーカーが残されたオールド・ヒルはこうして14エーカーばかりが息を吹き返しました。調査の結果、最も古い植樹は1880年前後、つまり最高樹齢は130年近くにもなることがわかりました。また品種はジンファンデルをメインとするものの、判明しているだけでマタロ、カリニャン、グルナッシュ、アリカンテ、プティ・シラーなどがごった混ぜに植えられており、さらにまだまだそれ以外の品種も見られるそうで、"最低でも14品種" が混在しているそうです。1エーカーあたりの収量は僅か1.5トン以下。オールド・ヒルの歴史はそのままジンファンデルの歴史にも繋がり、ジンファンデル種の関連書物には必ずと言って良いほどこの畑名が登場するほどの、歴史的にも重要な財産です。そしてここから育まれる果実、その全ての使用を唯一許されたのがレーヴェンズウッドただ1つだけだったのです(現在でも独自レーベル 『バックリン』 と合わせて2つのみ)。ジョエル・ピーターソン氏は「このジンファンデルは、ビッグで、リッチで、深淵で、寛大で、複雑で、ガンコで、独特で、一見不朽のような…議論の余地無くオットの生まれ変わり以外の何者でもない。」と、オールド・ヒルがつまりはオット氏への敬意と自らの誇りを同時に具現化したワインである旨を語っています。最高樹齢は100年を越えるという古木からの、14品種による珠玉ブレンド(ジン76%)。新樽比率34%のフレンチオーク100%にて、約20ヶ月の樽熟成。年産は全年1080ケースから≪990ケース≫へと減産。'07は未試飲ですが、以下に'04試飲時のコメントを残します。「暗紅色からダークルビーの色合い。熟した甘みを抱えるプラムのアロマや湿樹を匂わせる重厚な香りが漂います。ZIN独特のヨードや梅の匂いは無く、まだタンニンや果実味の中に開かずこもっている感じ。最低でも1年は熟成させたいところですが、今お飲みになるならば前日抜栓をお奨めします。濃いブルーベリーやブラックベリーの密度の高い果実味は、黒コショウやスモーキーな香りに包まれ、アフターの名残の中に、かすかなジビエや鉱物、鉄分までをも連想させます。流石に若くまだ果実の肉付きや柔らかさ、アルコールの溶け込み具合などいずれもこれからのものであり、今飲むにはちょっと勿体無い。現段階ではうまみを出し切れない複雑性を抱えています。」オールド・ヒルは毎年果実の密度や内包する多彩の味わいの胞子に未来を感じさせる、ポテンシャルに満ち満ちた玉手箱のようなジンです。ですのでリリースから暫くは(どのヴィンテージもそうですが)、抜栓2日目、3日目のほうがダンゼン美味しいです。十分な時を与えてやりながらお楽しみ下さい。若さが十分な熟成の練りに変わった時…その姿を想像しているだけでも楽しみ楽しみで、笑顔が膨らんできます。そんなレーヴェンズ史上最高傑作が、ワイナリープライス($60)すらをも逆転する勢いの仰天価格。ちなみに今作'07より左画像のように上位銘柄は統一ボトルにリニューアルされました。画像下段が旧型ボトルです。●1851年から続くソノマ・ジンのストーリーテラーであり、その歴史を現代にこうして楽しめる感慨深いボトル。間違いなしの要ストック品。入手必須のジン最高傑作です。

販売店:カリフォルニアワインのYANAGIYA

¥5,439 送料別
???
このジャンルのトップへ戻る