ブラックニッカスペシャルBlack Nikka Special

ブラックニッカスペシャルBlack Nikka Special 今ではスコットランドでもあまり見かけなくなったカフェ式蒸溜機の製法にこだわり、ほどよくヘビーでスッキリとした香りが特徴です。容量720mlアルコール42%製造者ニッカウヰスキー株式会社販売者アサヒビール株式会社1934(昭和9)年、「良いウイスキーは良い自然がつくる」という信念の元、日本のウイスキーの父「竹鶴政孝」は、北海道余市町にウイスキー蒸留所を建設、「大日本果実株式会社」が設立され、ニッカウヰスキーの歴史がここに始まりました。品質へこだわりつづけるその情熱は、すべてのニッカのウイスキーに今も生き続けています。 ニッカ独自のオールモルト製法とは?  通常のニッカのブレンデッドウイスキーは、大麦麦芽を原料に単式蒸留器からつくられる「モルトウイスキー」とトウモロコシ等の穀類を原料にカフェ式連続蒸留器からつくられる「グレーンウイスキー」をブレンドします。このカフェ式連続蒸留器からつくられる原料にも大麦麦芽を使用しているのが、オールモルト製法の大きな特徴です(ニッカウヰスキーではこのウイスキーをカフェ式連続蒸留器にちなんでカフェモルトと称しています)。  このカフェ式連続蒸留器の特徴は、原料の香味成分が程よく残された柔らかなウイスキーが作られる事にあります。その特性を活かして、カフェ式連続蒸留器からつくられるウイスキーの原料にも大麦麦芽を使うことで、飲みやすくしかも豊かな香りのブレンデッドウイスキーをつくろうという発想から生まれたのがオールモルト製法であり「オールモルト」、「モルトクラブ」、そして「ニッカジアニバーサリー12年」です。  現代の連続式蒸留器は高精度で、アルコールを精製する能力が高い為、原料如何に関わらず精製されるのは純粋アルコールに近くなります。そのため、原料に高価な大麦麦芽を使うという発想はそれまで存在しませんでした。カフェ式連続蒸留器を持つニッカウヰスキーのウイスキーづくりへのこだわりと高い技術、更にはチャレンジスピリットが生んだ独自の製法であると言えます。 単式蒸留器 (ポットスチル Pot Still) ウイスキーの場合、多くは銅でできた大きな器。アルコールを含んだ醗酵液を入れた後、下から加熱し、アルコールを蒸気とし、その蒸気を回収することで蒸留液を得ます。残った廃液はそのつど取り出し、また新しい醗酵液を入れます。そのとき蒸留が中断する為、単式蒸留器といいます。アルコールとそれ以外の望ましい香味成分を効率的に取り出す為に、蒸留器の容積や形状、過熱の手段など、さまざまな方法が工夫されています。また、連続式蒸留器に比べて長時間かけて煮沸するため、熱分解がたくさん起きて複雑な味わいになります。 カフェ式連続蒸留器 (カフェスチル Coffey Still) イニアスカフェが1830年代にイギリスで開発した初期の2塔式の連続蒸留機。単式蒸留器よりも効率的に純度の高いアルコールを抽出できます。連続的に蒸留を行うことができるため連続式蒸留機といいます。トウモロコシなどの穀類を主原料とすることができるため、主にグレーンウイスキーをつくるのに使用します。この蒸留器は今や世界でも珍しく、ニッカでは宮城峡蒸留所が使用。他の連続式蒸留機と比べて操作が難しく非効率ですが、原料の由来の香りや成分が僅かに残る為にウイスキー本来の美味しさが引き出せます。 「日本人においしいウイスキーを飲んで欲しい」というニッカ創業者竹鶴政孝が1934年北海道余市にニッカウヰスキー(株)を創業してから70年以上。創業者竹鶴政孝のウイスキーに対する情熱をぜひお確かめ下さい。

販売店:世界の銘酒・大島コレクション

¥1,218 送料別
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