ブラン ド ランシュ バージュ [2005] ハーフサイズ 375ml

ブラン ド ランシュ バージュ [2005] ハーフサイズ 375ml 色白容 量375mlぶどう品種セミヨン、ソーヴィニヨン・ブラン、ミュスカデ種味わい辛口アルコール度数15%未満生産者シャトー・ランシュ・バージュ産 地フランス/ボルドー/ポイヤックティスティング芳醇で力強く、リンゴとレモンとほのかなオークのニュアンスも感じます。果実味もあり味に厚みがあるフルボディの白ワインです。シャトー ランシュ バージュ Château Lynch Bagesシャトー ランシュ バージュの“ランシュ”は18世紀にアイルランドからの移民してきたランシュ家から、“バージュ(Bages)”は、シャトーがある地区が昔バージュ(Batges)と呼ばれていた地域であることに由来しています。シャトー自体は、16世紀から今と同じ広さで存在しており、18世紀にピエール・ドゥルイヤールがシャトーを購入した記録が残っています。彼の娘エリザベスは、アイルランドから移民して既に裕福な仲買人となっていたジョン・ランシュの息子トーマス・ランシュと結婚します。1749年、ピエールの死後、バージュの敷地は夫婦のものとなりました。30年後の1779年、彼らの息子ジャン・ランシュが結婚する際に、この敷地は息子に贈与されました。彼はルイ16世によって貴族の爵位を与えられ、フランス革命時は一時は投獄されるなどしながらも、1810年に伯爵になり、ルイ18世の治世下で大地主となりました。さらに1809年にはジロンド県議会議長とボルドー市長にも選ばれますが、余りの多忙のため、ブドウ栽培に注力できず、弟のミッシェル・ランシュがシャトーを所有することとなります。彼は、1824年にジュネーブのワイン仲買人でボルドーへ移住したセバスチャン・ジュリンにシャトーの管理を委託しました。ジュリン家の管理のもと、1855年、ランシュ バージュは5級シャトーに格付けされることになります。その後、所有者は何度か変わり、1934年ジャン・シャルル・カーズが所有するようになります。彼は、不在地主が長く続き荒れ果てた農園の葡萄の植替えから始め、復興に力を注ぎ、ランシュ バージュの評価を大きく高めていきました。1972年、95歳で亡くなりますが、1974年から孫のジャン・ミッシェル・カーズが後を継ぎ、長期間に渡り積極的な投資を行い、現在では2級と同等の評価を得るまでに至っています。90ヘクタールの葡萄園は、カベルネソーヴィニヨン73%、メルロ15%、カベルネフラン10%、プティヴェルド2%の割合で栽培されており、平均樹齢は30〜35年で、植栽密度は1ヘクタール当り9,000本となっています。アルコール発酵は1979年からステンレスタンクを使用しており、その後マロラクティック発酵を2週間行います。その後、バリック樽で12〜15ヶ月熟成します。また、シャトー ランシュ バージュは上質の白ワインを造っており、パヴィヨン ブラン ド シャトー マルゴーとともにメドックの白ワインのトップクラスにあります。最近はさらに凝縮度の増したスタイルになっており、樽熟によるバニラのニュアンスが強く、完熟した果実の香りに満ちています。複雑な余韻とマイルドな味わいが上質のワインであることを感じさせます。畑はソーヴィニョンブラン45%、セミヨン40%、ミュスカデル15%の割合で植栽されています。白は年間3,000ケースしか生産されていません。

販売店:ワインダール

¥4,410 送料別
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