[2007]セント・イノセント ピノ・ノワール モンタージ・ヴィンヤードSt. Innocent Pinot Noir Momtazi Vineyard

[2007]セント・イノセント ピノ・ノワール モンタージ・ヴィンヤードSt. Innocent Pinot Noir Momtazi Vineyard ←クリックで拡大します三日分のコメントを載せてみました タイプ 赤 ミディアム 生産地域 アメリカ オレゴン州  ウィラメット・ヴァレー 葡萄品種 ピノ・ノワール 100% アルコール度数 13.5% 生産量 1176ケース 収量 2.1 tons/ acre 収穫日 2007年10月6日 瓶詰め日 2009年3月  メイサラという自社ブランドを持つモンタージ・ヴィンヤードはマックミンヴィルAVA内に位置しています。  1999年と2004年に植えられた3つのブロックは、急斜面の丘の中腹に位置したぶどう園のピノ・ノワールはビオディナミで栽培されています。  ブドウは小さな発酵槽で1日間低温で安定させ後に発酵。  16ヶ月間、31%新樽のフレンチオークで熟成の後に、無清澄で、ワインを傷めない引力のみで瓶詰めしました。  現在にお楽しみになられるのでした、1〜2時間前に抜栓しておくことをお勧めいたします。  9年は理想的な熟成を見せます。 バック・ラベルより テイスティングコメント  深みのあるルビーの色調、このワインはアジア系スパイス、ブラック・ラズベリー、ドライチェリー、緑色の胡椒の実、そして焼きチョコレートなどの複雑な香り。ブラックベリー、ココア、野いちご、焦がしたスパイスの味わいが層を成していて、マッシュルーム、杉、甘いタールのアクセントを感じます。  野性的な香りに満たされ始めたころに、ゆっくり紅茶に甘いスパイスが覆ってきます。長い余韻にはダーク・ベリーの印象が長く続きます。タンニンはリッチで完熟しており、ワインの酸と融合しています。  マックミンヴィルの特徴が良く現れています。 公式HPより  こちらの葡萄園のワインを、マーク本人は自分を一番反映していると申します。  ビオディナミは、天体の運行からの流れ、プレパラシオンという、化学肥料の変わりに天然の肥料の様な物を代替し、ブドウの旨さを目指す、精神的部分の大きな手法です。  だからこそ、テロワールが発揮できるのだと生産者は信じています。  久しぶりにこのワインを楽しみました。  今、残念ながら一般の方にはお勧めできません。  還元香と言うのが、只今とても強く出ております。  2010年7月30日金曜日(抜栓日)  黒ゴマな微妙な香りに、ビオに見る還元香を感じる。我慢強く待って香りが開いてくると、チェリーに基調の黒い小さな果実味がでて、きれいにしてエレガントさが基本にあって、キュートなイメージ。グリップ感がでてきて、拡散はすることなく、中心線にまとまる。  奥からジャミーさが出てくるが、総じて素朴で飾らぬ造り。目まぐるしく表情を変える、その変化は楽しいが、グラスの中だけの事。新しくボトルよりの継ぎ足しで、また元の還元香に戻る。  翌土曜日  金曜日と同じ展開。しかし、全く香りは失せず、味わいの劣化も見られない。  翌々日曜日  ようやく、普通に楽しめるワインとなった。  ウィラメット・ヴァレーとは、そしてモンタージ・ヴィンヤードとは「これだ」。と楽しめたのは、抜栓後二日目だった。  飲み残したボトルは、コルクを差し戻しただけで、冷蔵庫に保存した状態でのお話でした。  別の角度から見れば、楽しく味わいで遊べるワインでもあります。 Vin du 268 大西力

販売店:Vin du 268

¥5,670 送料別
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