エイドリアン・フォグピノ・ノワール ツー・シスターズ・ヴィンヤード 2006

エイドリアン・フォグピノ・ノワール ツー・シスターズ・ヴィンヤード 2006 ●ヴォーヌ・ロマネ・ライク(インポーターの某女史談)なトゥー・シスターズ2006入荷しました。去年は無かったんだよね・・・サンプルで開けた残り丸々頂き!です。でも風邪惹いて熱(推定38度)あるんだよな〜と思いつつも、このワインを前にして・・・一口だけ・・02あたりのシャソルネのオクセイ・ルージュ・・・いやもっとタイトだわ・・もっとスパイシー・・それもジンジャー・ティや白檀・伽羅の香木系・・ここいらは樽由来の香りなんだろうけど・・・なるほどこれはヴォーヌ・ロマネ・ライクなワインだワイ。熱が引いたらガッツリ飲むゾ〜!●「ナンバーズ」のところにちょこっとこの畑のこと触れておいたのですが、改めてインポータさんの資料によると・・・・  「ツー・シスターズは、ロシアンリヴァーヴァレーの北端に位置する畑です。エイドリアンフォグが所有する区画は、この畑の北側と南側の2カ所に分かれておりそれぞれが大変に小さく、カリフォルニアのピノノワールでは最も古いものの一つといわれており、樹齢は50年です。これらの畑のブドウは区画ごとに収穫され、同じく発酵や熟成においてもそれぞれを分けて行います。北の区画におけるブドウの特徴は、Black Cherryなどの風味が南側の区画のそれよりも凝縮する傾向にあり、一方の南側のものはスパイシーで複雑性に優れております。この2つをブレンドすることがそれぞれの特徴をより鮮明にすることにつながり、更にはワインとしての個性を全体的により大きなものとすることにもなるのです。スパイシーなアールグレイ調のキャラクターを伴う、黒や赤いサクランボの深い味わいが、Two istersの証です。75ケースの生産。」・・・ふむふむ、このピノ・ノワール噂ではカリフォルニアで主流のディジョン・クローンではなくシャンパーニュ系のもそっと北の方のクローンではないかとの噂も聞いております。なるほど香りだけとると、樽のフィトンチッド系の要素を取り除けば、コトー・ド・シャンプノワーズとかにも似ているかなと?・・・先ずは風邪を治して・・・。●風邪も骨折も治ったところでLet's Go!。そー言やマーカッシンには「スリー・シスターズ」って畑のシャルドネあったよなと思いつつ、飲んでみました。同時に、何気にやっぱりここのワイン、カリフォルニア物らしくないボラチルの高さ・・この辺りがもしかして、カリフォルニアらしくないヴァン・ナチュールな危険さというか、もしかするとブルゴーニュの懐の深さとも違うのかと?で、何となく「力」という点ではローヌの尖った造り手にもにているのかな?などと考えながら・・・・。で、またこちらもしっかりと澱も交えつつ、ちょいとばかしブラウン系も入った、しんなりとした色合い。で、香りはもう完全に「梅かつを」ですよ!明日の朝ご飯へ直行!香りからしてサヴォイよりも酸がまろやか、で横に広がる。●で、そこにふらふらと惹かれていると「シスターズ」と言うよりもブラザースの強烈な14.5度!この封印された様な「力」だけを捉えると、これってローヌものだよね?と、何となく縋るところを探しちゃうわけですが、確かにヴォーヌ・ロマネ的な繊細且つ異邦人的なしなだれ方も捨てがたい!この酸味、きますねこの美味しさ。なんでしょうね、こうズルズルと飲むのでなくて飲まれていくような・・・怪しすぎますエイドリアン・フォッグ!(20008.03.22 いのまた)●こちらもしっかり2日目。すき焼き風と言うよりも、厚めのステーキをテリヤキ風にしたところで、やっぱり山椒とか赤とか緑とか黒とかの胡椒をパラパラ、がいいのかな?サヴォイよりもちょっと濃いめな雰囲気です。2005年物はしかっりと飲んでいないけれど、おそらくこちらの2006年の方が酸とかミネラル感がハッキリしているんでしょうね。ピリピリっとした感触が食欲をそそります。ある意味ブルゴーニュ・ライクではなくてロール・オーヴァー・ザ・ブルゴーニュな存在。やっぱりバイオニック・ジェミーの国だけのことはある・・・・(2008.03.22 いのまた)●2007年12月のワインアドヴォケイト174号にもでていました。  「2006 Two Sisters Vineyard・・・Russian River Valley Sonoma, North CoastLight ruby-colored, but superbly complex and compelling is the 2006 Pinot Noir Two Sisters Vineyard. Aromas of blue and red fruits, forest floor, and spring flowers backed by a subtle whiff of new oak emerge from this offering, which possesses far greater flavor intensity than its light color suggests. Good acidity complements the wine’s character, and the finish is long. Drink it over the next 3-4 years. 91points DRINK:2007-2011 $75」

販売店:Alcoholic Armadillo

¥12,285 送料別
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