ポマール グラン ゼプノ プルミエ クリュ[2004]ピエール・モレ(750ml) 赤※同一ワイン12本ケース購入で3%さらに割引通常便399円/クール便650円全国一律

ポマール グラン ゼプノ プルミエ クリュ[2004]ピエール・モレ(750ml) 赤※同一ワイン12本ケース購入で3%さらに割引通常便399円/クール便650円全国一律 他のポマールも見てみる?※ラベルは予告無く変更となる場合があります。 Pommard Grands Epenots Pierre MOREY   品種: 赤 / ピノノワール   容量: 750mlピエール・モレ   優れたバランスを身上とするワインは白のみならず、赤もたいへん素晴らしいもの 現ワインはグラン・クリュからレジオナルまで、どれもが非常に高い水準にある。それもそのはずで、当主ピエールはピュリニー最上のドメーヌと評されるルフレーヴの醸造長を15年以上にわたり務めているという経歴の持ち主。上記は取りも直さず、ブルゴーニュでトップクラスの白のつくり手に他ならないということであり、現在のルフレーヴの名声はピエール・モレによるものといっても過言ではないのである。 そのピエール・モレが生み出すワインには2つの種類がある。ひとつはドメーヌ・ピエール・モレ、もうひとつがメゾン・モレ=ブラン——ブランは伴侶の旧姓——で、ピエール・モレは純然たるドメーヌ産である一方、モレ=ブランのほうは所謂ネゴシアンものとなる。ただネゴス製とはいってもモレ=ブランもドメーヌものと全く同じしつけがなされていて、ぶどうも、ピエール自身が買い付ける畑での管理をおこなうなど、ほとんどドメーヌ産と同じ栽培がなされている。出来上がるワインの風味、味わいもなべて同水準だが、較べると若干モレ=ブランのほうに開きが早く感じられる。 ドメーヌはピエールに20代半ばの娘アンヌも手伝うが、現在のように畑での耕作が大きく取り上げられる以前から化学肥料や農薬等は使用せずに、ほとんど有機栽培でぶどうをつくってきた。そしてピエールも、80年代後半からビオに取り組んできたルフレーヴでの成果等を見極め、90年代を通じて本格的な移行への準備を徐々に整え、1998年以降は100パーセントビオ=ディナミでの栽培を開始、2001年には認証も得ている。 ワインは当然ピエスでの発酵、熟成——アリゴテ等はフードルも併用——でつくられるが、新樽の割合は決して高くなく、ヴィンテージにもよるがプルミエ・クリュとグラン・クリュで3分の1、ヴィラージュで4分の1ほど。骨格のしっかりしたつくりのため、若いヴィンテージの場合開くまでに時間を要するが、ワインはバランスのとれた、さすがルフレーヴのつくりを担っているだけの素晴らしさが感じられる。ただ、タイプは異なり、ルフレーヴに見られる圧倒するような果実のパワーが押し寄せてくるといったワインではなく、よりしなやかで、それぞれのアペラシオンのテロワールを素直に体現しているもの。それはピエールが本拠を置くムルソーによく表れている。コート=ドールでも一、二を争う広い産地で、つくり手の数も多く、なかなかその典型を感じとることが難しいアペラシオンだが、このピエール・モレのワイン、まさに教科書通りの、ムルソーとはかくあるべきと思わせる「舌からウロコのワイン」である。 白で名を成しているピエール・モレだが、彼が生み出す赤も知る人ぞ知る優美な1本。しなやかな果実味の滑らかでうまみのあるワインは、テロワール毎の異なりがよく感じとれる素直なもので、白と同様バランスに優れたもの。ピエール・モレは白のみ、またブルゴーニュ赤でのひいきのつくり手を探索中、というような愛好家にぜひとも試していただきたいピエール・モレの赤である。

販売店:ピノノワール・オンライン

¥7,875 送料別
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