ベルトラン・アンブロワーズ クレマン・ド・ブルゴーニュ

ベルトラン・アンブロワーズ クレマン・ド・ブルゴーニュ 1年に一回しか入荷しないアンブロワーズ大人気のクレマンさわやかなグレープフルーツ、柑橘系果実の香り。甘みが少なく、かなりドライなEXブリュットに近い味わい。泡は強め。繊細でエレガントな果実味。程よい酸、苦味、ミネラル感が心地良い味わい。 ベテランの域に入ったつくり手ニュイのお隣、プレモー=プリセ(クロ・ド・ラ・マレシャルを始め、ニュイのアペラシオンを名乗る錚々たるプルミエ・クリュが位置する)の村に拠を構えるメゾンは、18世紀末からワイン生産に従事してきた。40代になる当主ベルトランは、温厚な物腰と人望をかわれ、プレモー村の村長も務め、所有する17ヘクタールの地所はACブルゴーニュが3分の1、それにニュイ=サン=ジョルジュ、コート・ド・ニュイ・ヴィラージュを中心にグラン・クリュのコルトンも擁する。加えてピュリニーのソゼなどと同じく購入したぶどうも用いるため、銘柄はジュヴレ=シャンベルタンからサントーバンにおよび、その総数は30に上る。生み出すワインはその人柄に似合わず力を感じさせるタイプで、レジオナルからグラン・クリュまで一貫している。なかでもACブルゴーニュ(キュヴェは2種類あり、そのヴィエーユ・ヴィーニュのほうはいい意味でアペラシオンを裏切ってくれるワインですぐに品切れとなる)は、メゾンのスタイルを手軽に味わえると同時に、かなりカリテ・プリな仕上がり。近年メゾンのスタイルには変化が見られる。ワインは以前の濃厚さが前面に出たタイプから、バランスとエレガントさも備えたものに変わった。それは畑を10年以上の歳月をかけ自らの満足できる状態にまでもっていったベルトランのテロワール重視の姿勢とパラレルになり、MPFはおこなうものの、日に2回のピジャージュは1回に減らすなど、つくりの面からも窺える。樽だけは当初から変わらず新樽に1アキ樽のみの使用(ヴィラージュ・クラスでも4分の3は新樽を用いる)だが、ワインは過度な新樽臭さもなく、じんわりと広がる香りに熟した果実味が滑らかなタンニンと合わさる、うまみが凝縮するバランスのよいもの。また、樽発酵させ、バトナージュもしっかりおこなう白は濃密なワインに仕上がっていて、新樽の風味が横溢する飲み応えも十分。最後にヴィンテージ情報をお知らせしておこう。2004年の収穫は9月の16日にコルトンから始まった。ヘクタールあたり32ヘクトリットという平年並みの収量で、2003年のワインを覆ってしまったヴィンテージのカラーとは対照的に、テロワールが前面に出た、ブルゴーニュ本来のアペラシオン毎の異なりが愉しめるワインとなっている。 (輸入元資料より) 1987年設立、ニュイ・サン・ジョルジュに拠を置く人気の高いドメーヌです。 当初は、リッチで樽香のしっかりした濃厚なワインの造り手でしたが、近年は、艶やかで、洗練された、エレガントなスタイルのワインに変わってきています。 正に、本来、日本のブルゴーニュファンが望む スタイリッシュなワインの造り手といって良いでしょう。2006年ヴィンテージ入荷!価格もまだまだ良心的なのも魅力です。

販売店:ワインマルシェまるやま

¥1,942 送料別
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