レ・ヴィーニュ・ド・ランジュ・ヴァン「ル・ルガール・ド・ロワール」VDTフランセーズ -ルージュ-[2004]

レ・ヴィーニュ・ド・ランジュ・ヴァン「ル・ルガール・ド・ロワール」VDTフランセーズ -ルージュ-[2004] ●一年おいて・・・2004年物入荷しました。インポータさんからのご案内です。  「「ロワール川の眺望」と名付けられたこのワインは、ランジュ・ヴァンのエスプリが詰め込まれた、凝縮感たっぷりのワインです。グラスに注ぐだけのその密度がわかるほど液体に粘度があり、ワインが揺れて生じる波紋がゆるやかです。それもそのはず、収穫量を15hl/haまで落とした樹齢80年ものピノ・ドニスをゆっくりとワインに仕上げていった結果です。  味わいでまず驚かされるのがそのなめらかな舌触りとコケモモなどの赤いフルーツの旨み溢れる味わいです。その奥には何層にも重ねられた繊細なタンニンと芯のある酸があり、赤ワインでありながら清涼感を感じて背筋を伸ばしてしまう味わいです。  基本的な造りは白ワインと共通していて、圧搾後、15-17℃のカーヴにて2〜5年目の古樽に入れて発酵・熟成。その期間は合計18ヶ月で、細かな澱と一緒にした「シュール・リー」状態で旨みを引き出します。熟成中は、澱引きを一度もしません。勿論ノンフィルタ、ノンコラージュで瓶詰めされます。このワインも輝かしい未来が約束された風格あるワインで、じっくりと時間をかけて楽しみたいワインです。」  以下2002年物入荷時のコメントです・・。●ピノ・ドニス100%の赤ワインです。名前のLe Regard du Loirは「ロワール川を見渡す眺め(の丘、区画)」の意味。ヴァン・ド・ターヴルしか名乗れませんが、非常にしっかりとした味わいです。収穫量は50Hl/Ha。タンク発酵、古樽熟成で作られました。●舌の先をピチュピチュっと刺激するのはCO2かな?ワインそのものの酸味かなと思いつつ、つい二口目に行ってしまいそうです。ピノ・ノワールに比べるともっと野性味あふれ、ミントやバジル系のハーブの香りプンプン。春の日差しを浴びてぐんぐんと芽を伸ばしていく若枝のような勢いがあります、ピノ・ドニス、良いですね。コケモモやチェリーの味わいが自然に濃縮され、文字通りに釣り合いのとれた酸味。タンニンを忘れるかの如くの柔らかさ、それでいてまっとうにきちんと輪郭を保っています。ちょっとくせになりそうな独特の色調を持ったこのワイン。まずは文句の付けようがありません。●そしてまあ、余韻の長いこと・・・・ここでようやくタンニンの存在に気づき従えている旨味に驚きつつも、舌の上をなでながら通り抜けるハーブとその進化系と思われるスパイスの一振り・・・・・何だろな?牛肉のたたきかな?なるほどホースラディッシュ、がキーワードのようです。(2005.04.18 いのまた)●2日目です。どうかな?イメージ的にはプリューレ・ロックのブルゴーニュ・グラン・オーディネール。「まつりの後のけだるい心地よさ」ちょっと感傷的な味わいがまた郷愁を誘います?抜栓直後のピチュピチュ感とはまたひと味違ったかなりな大人の味わい。余韻も良い意味で整理されスッとした美しさが印象に残ります。チョットブルゴーニュの良さげな一本という感じ。一本で2度美味しい!痺れるワインです。(2005.04.17 いのまた)●白同様の補足、です。こちらのランジュ・ヴァン。ノーマルではなくて張ってあるシールの如くスペシャル・キュベだそうです。斜面上部のより良いところからのブドウを使っています。但し!シールの貼ってあるのと無いのとまぜこぜに入荷しました。インポータさんからの説明ですと「張り忘れ」とのことです。こちらからの出荷分もシールの貼ってあるのと無いのとおそらくまぜこぜになります。あらかじめご了承下さい。

販売店:Alcoholic Armadillo

¥4,095 送料別
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